読書
読書2.「知らないと恥をかく世界の大問題13」 池上彰 角川新書 このシリーズも、ようやく最新刊まで追いついた。 ロシアのウクライナ侵攻について、ページを割いているが、背景に宗教問題があったのは知らなかった。 あと、自民党内の派閥について、説明が…
読書1.「RDG レッドデータガール3 夏休みの過ごしかた」 荻原規子 角川文庫 夏休みに友達の家に遊びに行く。みんなで合宿。というあたり、青春していていいなあ。と思った。 場所が戸隠ということで、いろいろ不可思議な現象も起こるが、三つ子が真澄と呼ん…
読書45.「RDG レッドデータガール2 はじめてのお化粧」 荻原規子 角川文庫 泉水子も東京の高校に進学し、新しい学園生活が始まる。新キャラのうち、真響と真夏の姉弟と、高柳には、たしかに見覚えがあった。アニメの記憶。ああ、たしかに、こんな子いたなあ…
読書44.「知らないと恥をかく世界の大問題12」 池上彰 角川新書 オバマがやったことをトランプがひっくり返し、トランプがひっくり返したことをバイデンがもとに戻そうとしている。というのがわかったけど、大統領が変わるたびに、そうやってアメリカの方…
読書43.「RDG レッドデータガール はじめてのお使い」 荻原規子 角川文庫 「風神秘抄」の姉妹編だと聞いたので、読んでみた。アニメ版もだいぶ前に見たんだけど、ほとんど忘れていて、覚えてなかったな。改めて、こんな話だったんだ。と思った。 正直、おど…
読書42.「学校では教えてくれない地政学の授業」 茂木誠、文化放送 祥伝社黄金文庫 非常に読みやすくて、面白かったです。地形は変わらないので、戦争の起きる位置もだいたい、決まってくる。そこに、それぞれの国の思惑や、民族の意識が加わって、歴史が動…
読書41.「あまねく神竜住まう国」 荻原規子 徳間文庫 「風神秘抄」続編。当初、姉妹編だと聞いていたんだけれど、草十郎や糸世も出てくるし、明らかにその後の話。力を失った草十郎がどこか痛々しい。とは言え、彼らにまた会えたのは嬉しいよ。本当は、この…
読書40.「知らないと恥をかく世界の大問題11」 池上彰 角川新書 ネタ的には、2019年のニュースを中心に書かれているので、今、読むと、若干情報が古いと思わざるをえないんだけど。特に、アメリカの大統領選挙について、ページをさきすぎな気はする。 …
読書39.「風神秘抄」下巻 荻原規子 徳間文庫 非常に面白かったです。鳥彦王、かわいいよ、鳥彦王!! もうね、これだけかわいいカラスに慕われて、ずっと一緒に旅をして、助けられて、主人公が本当に羨ましい限りでした。 その分、別れの辛さが、切なかった…
読書38.「風神秘抄」上巻 荻原規子 徳間文庫 勾玉三部作に続編があったことに、かなりあとになって気づいたので、この本を見つけるのに時間がかかりました。それが非常に悔やまれます。 読んでみて、鳥彦王の存在や、彼と言葉を交わせる主人公の設定に、確か…
読書37.「日本人が知るべき東アジアの地政学」 茂木誠 PHP文庫 非常に勉強になりました。読み応えがあって、面白かったです。 私が知りたかった近隣諸国の歴史を丁寧に解説してくれたのは、助かりました。特に、朝鮮半島の歴史を古代史から現代史まで、日…
読書36.「ロボット・イン・ザ・ホスピタル」 デボラ・インストール 小学館文庫 タングは、ロボットだけど、ここでは、ロボットというより、普通とちょっと違う子供(障がい児?)として、扱われているんだろうな。と思う。そういう子供を、どうやって、社会…
読書35.「日本人の武器としての世界史講座」 茂木誠 祥伝社黄金文庫 情報量が多いので、全部頭に入ったとは言い難いが、非常に勉強になり、読み応えがあって、面白い本でした。 中国や朝鮮半島、ヨーロッパやアメリカ、イスラムの人々の考え方の基本は、どう…
読書34.「ロボット・イン・ザ・ファミリー」 デボラ・インストール 小学館文庫 あまりに、彼らの娘のボニーがうざいので、子育って、こんなに大変なのか? 嫌だなあ。こんな子供、面倒見たくないわ。などと、思いながら、読んでいたけど、最後の最後で、彼女…
読書33.「世界史で学べ! 地政学」 茂木誠 祥伝社黄金文庫 以前から、戦争の歴史は地形と関係があるんじゃないか? と思っていたので、地政学という学問には、非常に頷けるものがありました。これはもっと、学校の授業でも教えるべき内容かと思います。 情報…
読書32.「ピアリス」 萩尾望都 河出書房新社 萩尾望都が、木下司というペンネームで書いたSF小説。雑誌の廃刊により未完ということだけど、続きを読みたかった。できうることなら、漫画で読みたかった。戦争難民の双子のきょうだい。互いに相手を妹、弟と…
読書31.「ロボット・イン・ザ・スクール」 デボラ・インストール 小学館文庫 このシリーズにまだまだ続きがあると知って、慌てて購入したけど、読んでみるとなんだか、すっかり子育て苦労話になっちゃってて、子育てしたことのない私としては、あ、そう。的…
読書30.「美しの神の伝え」 萩尾望都 河出文庫 萩尾望都のSF短編小説集。14作の小説と2作の漫画を収録。漫画のうち、「左ききのイザン」は、読んだことがあったのだけど、その前日譚である小説「ヘルマロッド殺し」は初めて読んだ。「ヘルマロッド殺し…
読書29.「精霊の木」 上橋菜穂子 新潮文庫 中央太陽系が統治して、辺境に惑星移民があり、エアカーが走り、アンドロイドがいて、パラライザーで持って、攻撃してくるような、なんかもう、読んでいて恥ずかしい80年代SF感。今どき、このネタはないだろう…
読書28.「風と行く者 守り人外伝」 上橋菜穂子 新潮文庫 「天と地の守り人」のその後から物語が始まるので、外伝というより続編という立ち位置かと最初は思ったんだけど、その割には、回想シーンのほうが長く、バルサが16歳だった頃、まだジグロが生きてい…
読書27.「椿宿の辺りに」 梨木香歩 朝日文庫 「稲荷に頼るな」という言葉が結構怖い。無意識に頼っていたのだろうか? 願い事をすれば、叶えられるとでも? 先祖や土地の持つ痛みが、子孫に引き継がれるというのは、ずいぶん、理不尽な感じがする。主人公た…
読書26.「f植物園の巣穴」 梨木香歩 朝日文庫 新刊「椿宿の辺りに」と同じ世界観だというので、再読してみた。ただ、読んだのがずいぶん前だったので、物語自体、すっかり忘れていて、新作を読んだのと変わらない。夢なのか現実なのかわからない不思議な世界…
読書25.「謎とき『風と共に去りぬ』」 鴻巣友季子 新潮選書 「彼らはむかし、安泰の世に暮らしていたのに、ある日、突然、足元の世界が吹き飛んでしまった。あなたがいまいる世界もいつか吹き飛ぶだろう。新しい世界に対処するすべを身に着けていなければ、…
読書24.「鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布」 梨木香歩 新潮文庫 地名を題材にしたエッセイ集。とは言え、自分的には、あんまり興味のあるテーマでもなし、内容も難しかったので、あんまり頭に入った気はしないんだけど。 著者があちこち旅した記録。…
読書23.「100分de名著 マーガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ」 鴻巣友季子 NHK出版 新潮文庫の新訳版「風と共に去りぬ」の翻訳者による、本格的な解説で、読み応えがあって面白かったです。レット・バトラーをドS男子と評したり、「萌え」文学の原点…
読書22.「風と共に去りぬ」第5巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 人は、自分を基準にして、相手を見るから、善人は、相手もまた善人だと思い、悪人は、相手もまた悪人か、もしくは馬鹿だと思う。そして、お互いに、相手のうちに自分にないものを求める…
読書21.「風と共に去りぬ」第4巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 「スカーレットは悪くなんかありません。彼女はただ、すべきと思うことをしただけよ。同じように男性たちも、すべきと思うことをしたの。人間にはそれぞれ己のなすべきことがあるし、し…
読書20.「風と共に去りぬ」第3巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 順調に面白い。タラを守るために、なりふり構わず頑張るスカーレットのたくましさに感心する一方、彼女の悪女としての見せ場もちゃんと用意されている所が良いな。と思った。 レット・バ…
読書19.「風と共に去りぬ」第2巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 スカーレットのアトランタでの生活と、その破綻。戦争はまだ遠いことだと思っていたのに、どんどん近づいてきて、一気に押し寄せてくる。その怖さが、迫力と臨場感を持って、迫ってきま…
読書18.「手にとるように民俗学が分かる本」 岸祐二 かんき出版 だいぶ前に買って積んでいた本。なんとなく、読みたくなって、ちまちまと進めていた。古い日本の風習が丁寧に説明されていて、勉強になりました。面白かったです。