星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「NANA」第21話

第21話「21」光の中に入りたいあまりに、闇に落ちたという感じですね。こりゃ、いくらなんでもまずいだろう。本人も気づいているように、友達にウソをつかなきゃつきあえないような相手と関係を結ぶというのは、傷つくだけ傷つくだけで、捨てられて終わ…

「つきのふね」 森絵都

小説・一般14.「つきのふね」 森絵都 角川文庫「オレ、ほんとうに月の船が来ればいいなって思ったんだよ」「・・・」「ほんとに月の船が来ればいいと思ったんだ」月の船が来れば、人類を脱出させる宇宙船なんて、作らなくてすむから・・・。そういう想いが、…

「ガイキング」第35話

第35話「大虐殺!大展開!!神よ、帝都が沈む・・・」なんだか、最近、絵がすごくきれい。今日もまた、キラキラだったよ。淡い感じの色彩がいいんだよね。戦闘シーンも、「ガイキング」にはもったいないほど、めちゃかっこいいしねえ。せめて、お話がもう…

「功名が辻」第31話

第31話「この世の悲しみ」先の「その時歴史が動いた」で、千代のその後の人生を知ってしまったので、今日はあの子が死んでしまうんだなあ・・・と最初から思いながら見てました。草で虫を作ってしまった康豊様にも感心したけど、それで女の子が嬉しそうな…

笹の船 (連載7)

【前回までのお話】http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=154534&cmd=search&word=%8D%F9%82%CC%91D

「シュヴァリエ」第2話

第2話「四銃士」第1話に比べると、今回はぐっと整理されて、アニメとして見やすいドラマに落ち着いた感じがした。少なくとも、私にはこのぐらいの方が丁度いい。動いているキャラクターも少なく、わかりやすかったと思う。ヘタレ主人公のデオン、少年ロビ…

「ツバサ・クロニクル」第2シーズン第16話

第16話「望郷のカナタ」今回は切な系の音楽がいい効果を表していたような感じ。何も言わない小狼の辛さがにじみ出ていたようで、この物語の苦い設定が痛く感じられました。黒鋼さんの過去の話と、サクラ姫の羽の話がリンクしてくるとは思わなかったなあ。…

「学園アリス」第3話

第3話「アリスなんかに負けてたまるか☆」クラス全員から白眼視されて、いじめにあうシーンは、さすがに見ていても辛かった。しかも、かつての親友が、まったく助けてくれずに、知らん顔をしているという状況もまあ、見ていてキツイ。とは言え、そんな状況に…

「NANA」第20話

第20話「20」「誰でもよかったわけじゃないの。・・・同じ光の中にいたかったの・・・」・・・いかん。ラストの台詞で、不覚にも涙がこぼれた。切なく身にしみて、伝わった>奈々の気持ち。周りのみんなが遠い人に思えた。みんなが光の中にいて、私だけ…

「その時歴史が動いた」第260回

第260回「幻のハワイ日本連合 〜カラカウア王・祖国防衛に賭けた生涯〜」王国だった頃のハワイの歴史なんて、初めて知った。欧米列強と対抗するために、ハワイとアジアを連合させようという構想は、そんな昔からあったんだ。考えてみれば、地理的には当た…

「X−エックス」第24話

第24話「伝説 - LEGEND」ラストシーンの神威と封真の決着を、思いの外、きれいにまとめたなあ・・・という印象。生き返らなかったシュラトバージョンという感じで、感動的に終了しました。ただ、ラストまで気になった違和感の正体がなんなのか? ずっと考…

笹の船 (連載6)

【前回までのお話】http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=154534&cmd=search&word=%8D%F9%82%CC%91D 大きな橋の下の岸辺近くで、船は、鳥たちと一緒に嵐の夜を過ごしました。丁度、鳥たちが身を寄せ合っている真ん中に、船は入り込んでしまったのです。…

「女子大生会計士の事件簿DX.4」 山田真哉

小説・一般13.「女子大生会計士の事件簿DX.4 企業買収ラプソディー」 山田真哉 角川文庫カッキーの純粋で気弱な感じがとてもよいと思う。好きだな、カッキー。萌さんの厳しいつっこみにも、めげずについていくところが健気で美味しい。ただ、作者が男性で、…

「ガラスの艦隊」第21話

第21話「深紅のごとく・・・」ミシェルがクレオと結ばれるの巻。最後にバラの花びらが散っていたのは、ほとんどギャグでしたが・・・。(^^);あの調子だと、ミシェルはやっぱヴェッティー様にやられちゃっていると言うことなんでしょうね。だからこそ…

笹の船 (連載5)

【前回までのお話】http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=154534&cmd=search&word=%8D%F9%82%CC%91D「君が自由だって・・・? 君はただ、水に流されているだけじゃないか」 カエルは、近くの岩の上にピョンと跳び上がりました。「君にここまで来れるかい…

「功名が辻」第30話

第30話「一城の主」一豊様もひげを生やされて、なんとなく、貫禄がついた感じ。やっぱり、一城の主になったからかな。物語としては、一豊の弟の康豊の話、細川たまの話、茶々の話といろいろ分割されていて、別にそれらが後でリンクするわけでもなさそうだ…

「その時歴史が動いた」第259回

第259回「焼け跡から生まれたチャンピオン 〜ボクシング 白井義男とカーン〜」こちらも録画分を視聴再開。とは言え、これは、この間のボクシングの八百長戦と重なって、タイミングの悪かった分の再放送だよね。おかげで、試合が判定勝ちとか言われてもそ…

「ガイキング」第34話

第34話「NEXのはらわた!!狼の街に天使の接吻を・・・」ディックが大企業の御曹司だったという設定を出してきましたが、確かにもともと金持ちの息子だったのに、父親に反発して、不良になっていった形の方が、ディックのイメージにぴったりと来るなあ…

「シュヴァリエ」第1話

第1話「デオン∴リア」圧倒的な情報量で、正直、とてもじゃないけど、ついていけなかった。主人公が何をやっていて、どの組織とどの組織がどうつながっているのか、さっぱりわからないと言う感じ。だけど、むしろ、作り手側も受け手が混乱するだろうことを承…

「功名が辻」第29話

第29話「家康恐るべし」柴田勝家を滅ぼした後は、当然、家康との対立になるわけで、そういう展開を見ながら、秀吉の全国制覇への道のりを覚えていくのが楽しい。自分が何も知らないことを暴露することになるわけで、恥ずかしい限りなんだけど、本当に信長…

「バッテリー」第5巻 あさのあつこ

小説・一般12.「バッテリー」第5巻 あさのあつこ 角川文庫巧と豪の物語と言うよりは、すっかり主役は瑞垣くんですね。と言うか、瑞垣くんの存在感が強すぎて、巧ですら影が薄くなってしまった感じがする。よほど、作者が瑞垣くんを気に入ったと言うことなの…

「功名が辻」第28話

第28話「出世脱落」やるだけのことをやって、当然もらえると思っていた報酬が思いの外低かったなら、がっかりするのは当たり前だろう。一豊様の落胆ぶりは、気持ちとしてよくわかる。でも、一方で、妻としての立場で、「私が一豊様を追いつめていたのでは…

「学園アリス」第2話

第2話「ようこそ☆アリス学園へ」順調に面白いです。各キャラクターの妙なノリが楽しい。主人公の関西弁前向き少女がなんだかすごく気に入ったわ♪とりあえずは最初だから、キャラクターの顔見せ紹介が続いてますが、フェロモンで相手を操ってしまう石田彰の…

「X−エックス」第23話

第23話「天地 - EARTH」・・・空汰が死んでしまった・・・。まあ、これは最初から予言されていたことだったんだけど。予言の通りに嵐をかばってお亡くなりになりましたよ。とは言え、この調子だと嵐の方は、死なないのかもしれないな。最初からそれが気に…

「NANA」第19話

第19話「ナナのごほうび」「生タクミが見れなかったよ〜」とぐずぐず言っている奈々には、さすがにちょっと引いたが、それがラストへの伏線になるとは思わなかったな。ちょっとだけ気になったのが、淳ちゃんたちの奈々への対応。どうもなあ、相談に乗って…

笹の船 (連載4)

【前回までのお話】http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=154534&cmd=search&word=%8D%F9%82%CC%91D また別の魚の群れが泳いできました。そして、彼らも船とは反対の方に泳いでいこうとします。船は、慌てて尋ねてみました。「どうして、君達はそっちへ…

「X−エックス」第22話

第22話「背信 - BETRAYAL」久川綾嬢は、やっぱ聖女様をやらせるよりも、魔を演じさせた方が似合うと思った。二重人格、万歳。二人の丁姫の妖艶な雰囲気はなかなかよかったです。これで、どうして未来が分裂したのか、はっきりしましたね。未来は元々ひとつ…

「ガラスの艦隊」第20話

第20話「瓦解のごとく・・・」B.Bがミシェルにドレスをプレゼントしているのを見て、なんとなく、昔読んだ「リボンの騎士」の1シーンを思い出したよ。「こ、こんなもの! 私をバカにしているの?」とか言って、一度はドレスを放り出しておきながら、し…

笹の船 (連載3)

【前回までのお話】http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=154534&cmd=search&word=%8D%F9%82%CC%91D「でも、同時にすごく嬉しかったなあ、あの時は」 枝は遠くを見るような様子で続けました。「あの時、親や仲間の木々たちが、心配そうに私を見ていた。…

笹の船 (連載2)

#連載再開。第1話は<A HREF="http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=154534&cmd=show&num=2006052431148453381&log=2015520947&word=連載" TARGET=blank>こちら</A>。 川は少しずつ広く、大きくなっていきます。やがて、別の小さな川と合流しました。二つの川は交わって、流れは小さな渦巻きをたくさん作りました。笹の船も渦に巻き込まれ、二、三度くるくると回転しました。その回転が止まらな…