第2話「譲り合うように」
お話自体はシンプルで、よくある話・・・という感じもするけど、それがなんかいいんだよね、この作品。ぎくしゃくした関係が、ぶつかることでなにげにわかりあって、仲直りするみたいな・・・。
やっぱ、人間、この人はこういう人だ。という勝手な決めつけられ方をするのが、一番腹が立つもので。思いこみからは、逃れたいものです。
主人公の愚痴を聞いてくれて、なおかつ的確なアドヴァイスをくれるパートナーとして銀太郎が、そばにいるのがいいなあ。と思いました。子どもの頃にそう言う存在が隣にいれば、自分ももう少し早くまっとうな人間になれたような気がするんだけど。
参道の真ん中は神様の通り道。という話は初めて聞いたが、お互いが左端を歩くようにすれば、互いに譲り合うことになる。そういう、なんかさりげなくいい話でした。よかったです。次回も楽しみです。