星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「愛の若草物語」第8話

第8話「お家を貸して下さい!」

家を一軒借りるときの値段とか、この時代の相場をどの程度ちゃんと調べてあるんだろう? やっぱり、そういうのがわかってないと、こういう物語って描けないよね。

風と共に去りぬ」に出てきた、これが噂の合衆国紙幣! と思って、お札が出てくるシーンを眺めてしまったが、リンカーン大統領(?)の顔が描かれているのが印象に残りました。

「愛の若草物語」第7話

第7話「おば様はいじわる!」

今の視点で見ると、おばさまの気持ちがよく分かるな。お金持ちのお年寄りだからこそ、無条件に当てにして、頼ってくるものがいっぱいいて、そういう連中に対して、腹を立てている。ってことなんだろう。

ただ、なんのかんの言って、ちゃんと甥っ子にお金を渡したし(値切ったけど)、マーチ一家もおばさまの家に泊まれることになった。根は親切な人なんだというのは、あたっているのかもしれないね。

そういうおばさまの心理も含めて、ちゃんと描いていることに好感が持てた。

「ネオ・ファウスト」 手塚治虫

コミック77.「ネオ・ファウスト」 手塚治虫 朝日新聞社

何年かぶりに再読。この間読んだ「バンパイヤ」もそうだったけど、手塚漫画は、悪の魅力を描いたほうが冴えるね。と思った。

途中で終わっているのが、つくづく残念。この続きを読みたかった。

「愛の若草物語」第6話

第6話「さよなら ふるさと!」

ゲティスバーグで大規模な戦いがあった。と言う割には、鉄道は無事だったみたいで、マーチ一家は、ゲティスバーグの駅から汽車に乗って、ニューコードへと引っ越しをする。

ジョンが一緒の列車にタダ乗りしていたというエピソードがあるけど、それなら、この子は、また再登場があるということだろうか?

「愛の若草物語」第5話

第5話「町が燃えてしまう!」

ゲティスバーグって大体、どのあたりなんだろう? と思ったので、調べてみたけど、ペンシルベニア州っていうのは、アメリカでも結構、北の方みたいで、そこまで南軍が来ていたということなんだね。と、分かった。

しかし、北軍が勝った場合、負けた南軍が自分たちの街を通っていくとわかっていたのなら、やっぱり、とっとと疎開すべきだったのでは? と思う。でも、ギリギリまで引っ越しなんて決意できないというのは、それが人間心理かもしれない。

「愛の若草物語」第4話

第4話「戦争がはじまる!」

ゲティスバーグの戦いの名前は、今、読んでいる「風と共に去りぬ」でも出てきたので、そのぐらい有名なのかと、勉強になった。

この物語のほうが、「風と共に去りぬ」よりも、少し前の出来事になるわけで、ただ、彼女たちは、やはり同時代を生きているんだなあ。と、なんだか、感慨深かった。

「愛の若草物語」第3話

第3話「あぶない! 早く逃げて!!」

アメリカの家って、本当に広いなあ。と、そういうところに感心してました。物置も広いし、地下室も広い。たくさん収納ができそうで、羨ましい。まあ、そういうところに、冬の保存食とか、溜め込んでおくんだろうけどね。

南軍が街に入ってきて、黒人奴隷の少年が逃げ出してきて、彼を匿うことになった。というエピソードは、原作にはないものだけど、南北戦争っぽいエピソードを入れたほうがいいかという判断なのかな? と思いました。