第8話「お家を貸して下さい!」
家を一軒借りるときの値段とか、この時代の相場をどの程度ちゃんと調べてあるんだろう? やっぱり、そういうのがわかってないと、こういう物語って描けないよね。
「風と共に去りぬ」に出てきた、これが噂の合衆国紙幣! と思って、お札が出てくるシーンを眺めてしまったが、リンカーン大統領(?)の顔が描かれているのが印象に残りました。
第7話「おば様はいじわる!」
今の視点で見ると、おばさまの気持ちがよく分かるな。お金持ちのお年寄りだからこそ、無条件に当てにして、頼ってくるものがいっぱいいて、そういう連中に対して、腹を立てている。ってことなんだろう。
ただ、なんのかんの言って、ちゃんと甥っ子にお金を渡したし(値切ったけど)、マーチ一家もおばさまの家に泊まれることになった。根は親切な人なんだというのは、あたっているのかもしれないね。
そういうおばさまの心理も含めて、ちゃんと描いていることに好感が持てた。