星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「精霊の守り人」第23話

第23話「シグ・サルワを追って」

チャグムのお着替え。新しい青い衣装がかっこいい。

爪のようなものが襲ってくるというラルンガを、アニメで描くとこうなるのか~。という部分に感心してました。

水の上を走るチャグムに対して、水の抵抗があって、追いかけられないバルサという対比が良かった。そういうところは、なかなかリアルかな。と。

「精霊の守り人」第22話

第22話「目覚めの季」

相変わらず、キャラデザがやだな。と感じる。たぶん、バルサの顔のアップが嫌なんだな。と気づいた。ほっぺたが丸っこくて、下ぶくれに見えるのと、薄いピンクで口紅を塗った感じになっているのがなんか嫌だ。

タンダやチャグムには、そういう違和感はないんだけど。トロガイ師は、そもそも、あれ、人間の顔じゃないしなあ。

この状況下で、温泉に行くといい出す師匠は、なんか別の目的があったんだっけ?

チャグムの見るナユグの世界。確かに、いきなり空中に浮かんでいるというのは怖いだろうな。そういうふうに見えるという幻想のシーンが恐ろしかった。

「精霊の守り人」第21話

第21話「ジグロ・ムサ」

バルサの過去話。小説に文章で書かれていたカンバル王国での暮らしぶりを、アニメがビジュアルできちんと再現してくれたことに感動。

少女の頃のバルサは、まだまだ普通の女の子だったんだなあ。と、思って、えらくいじらしく、可愛く見えたよ。

一方で、ジグロと追手の戦いは、動きの描写がすごかった。短槍での戦闘をここまで丁寧にかっこよく、力強く描けるとは、アニメーターさんの力量に感心します。

明比正行監督 「サイボーグ009 超銀河伝説」

映画30.明比正行監督 「サイボーグ009 超銀河伝説」 (日本・1980)

中学生の時に、見に行きそこねた映画。お正月公開だったんだけれど、その年は、豪雪で雪に閉じ込められちゃって、映画どころじゃなかったんだわ。そしたら、そのあと、ずっと見損ねたまま、機会を失ってました。今回は、アマゾンプライムビデオにあったので、せっかくだから、視聴してみた。

物語自体は、昔から批判されてたし、まあ、普通だな。と思うけど、今の視点で見ると、80年代のSFの感じが懐かしい。背景美術や、乗り物や、小物のデザインが、いかにもSFしてて、いいなあ。と思った。

あと、声優さんがみんな若い声で喋るから、今見ると、感動。超豪華声優陣。という感じがする。こんな端役にまでベテラン声優を使ってるよ。なんてね。

「動物農場」 ジョージ・オーウェル

読書12.「動物農場」 ジョージ・オーウェル 角川文庫

動物農場」「象を射つ」「絞首刑」「貧しいものの最期」の4作品を収録した短編集。本編は、すぐに読み終わったものの、解説やあとがきがえらく長くて、しつこくて、そっちを読むほうが大変でした。

読んでみたかったのは有名な表題作だけれど、一行感想で済ませるなら、「スノーボールがかわいそうだな」ってことで、もし、彼が農場を仕切っていたなら、もっとうまく行ったのだろうか? それとも、同じ結果になるのだろうか? と思った。いいように追い出されたあとは、徹底的に悪者扱い。これが世の常なのかと思うと、やっぱ、世間で悪く言われている人ほど、実はいい人なんじゃないのかと、そう思ってしまう。そんなに単純ではないにせよ。

他の短編では、かつてのアジアの怖さを感じた。そこで暮らすヨーロッパ人の思いを生々しく汲み上げていると思う。こういうのは、記録として、大切かと。

「精霊の守り人」第20話

第20話「狩穴へ」

トロガイ師とシュガとの話し合いの結果、シュガは都に引き上げていったし、とっととそうすればよかったんじゃないかと思うんだけれど、アニメの難点は、そこまで来るのに20話もかけなきゃいけなかったということだよね。そこまで引っ張るようなエピソードじゃないのに、追いかけてくる描写だけしつこいということなんじゃないかと。

途中から見直しているからよくわからなかったけど、別にシュガたちもチャグムを殺したいわけじゃないみたいだし、ただ、チャグムのためなら、他の連中は皆殺しにしてもいいと言っているわけだから、あんまり穏やかな話でもない。

違和感があるといえば、トロガイ師の発言はいちいちもっともで、私もシュガと同様、頷いて納得しかけていたのに、タンダが、あとで「よくもまあ、師匠、とっさにそんな嘘を」みたいな発言をするから、「え? 嘘だったの? どこからどこまでが嘘なの?」と気になることで。

どうしてもこのアニメが嫌いだという先入観があるから、私の感想は、手厳しいかな?

良かった探しをするなら、原作では文章だけだった狩穴を、アニメではきちんと具体的な絵にして描写してくれたことで、こういう洞窟ぐらしはちょっと楽しそうだな、という感じがしたことと、原作が持っている生活感の部分を丁寧に描いているところは気に入っている。

バルサのチャグムに対する教育は、甘くなくて、いろいろ手厳しく指導しているからね。良くも悪くも、そういうところは、上橋菜穂子っぽいと思った。

米林宏昌監督 「メアリと魔女の花」

映画29.米林宏昌監督 「メアリと魔女の花」 (日本・2017)

非常にきれいで、きちんとまとまった作品で、途中で違和感を覚えることなく、すらすらと物語を追うことが出来ました。面白かったです。

どこかで見たような? という感覚はあるものの、これでもかとばかりに、いろんなアイディアを出してきて、魔法大学を演出したところは気に入ってます。いろんな仕掛けがあるのは、見ていて楽しい。そのうち、アトラクションでも作るつもりなのかと思った。

あなたは魔女の素質がありますと言われて、その気になっているメアリの迂闊さと、だんだん姿を現す、魔女の怖さ、不気味さが良かった。魔法の世界は、そんなに甘いところじゃないよ? という不吉な予感が漂って、児童文学ファンタジーらしさが出ていると思う。

ピーターが捕まったあたりになると、これは、魔法使いハウルの誕生の瞬間かと、うっかり思ってしまったというか。そうなってもおかしくないというか。ハウルだって、昔は一人の人間の子供だったのかな? と妄想が膨らみましたね。

ジブリ作品ではないにせよ、今までのスタジオジブリの総決算に見えなくもない。いい作品を見せてもらったと思います。良かったです。