星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「DEVILMAN crybaby」第10話

第10話「泣き虫」

これにて最終回。

聖書には詳しくないので、サタンが堕天使と同じものだとは知らなかった。しかも、12枚の翼を持ち、両性具有として描かれる。このキャラデザが見事に表現していたので、なんか感心していた。声優さんの読み方もうまくて、確かに、男にも女にも聞こえるよね。

ミーコから渡したバトンが、美樹へ、美樹から明へ、明から了へとつながるのは、彼が最後に涙を流したから、バトンという名の愛を涙で表現したんだろうなあ。と、解釈してみた。相手を失って流す涙こそ、愛なんだって、そういう話。

バトンの部分が、アニメオリジナルなのだろうか? その辺を、機会があったら、原作を読んで確認してみたいと思うけど、さて? 機会があるかな~。

「DEVILMAN crybaby」第9話

第9話「地獄へ堕ちろ、人間ども」

美樹とミーコの葛藤は、引っ張った割に、きれいな女の友情で終わったので、ちょっと肩透かしを食らった気分。もっと何かあるのかと思ったんだけど・・・。

牧村美樹は、きれいな聖女のイメージだし、ミーコもあんまり悪くはえがきたくなかったのだろうか?

その一方で、幸田くんのほうが思いっきり裏切り者になっちゃって、彼を助けた意味があったのかどうか?

まあ、えげつないといえば、殺した死体を首だけでさらし者にする描写とか、気味が悪いんだけど、なんかこう、人間のいやらしさ、意地悪さというのが、あんまり深くは描写されてないような気がするのは、気のせいなのかな? 表面的にはえがかれているけど、なんか足りない気がする。うまく言えないけど。

 子供たちの描写など、まだ人間には救いがあると、そういう風に描くところが、まだまだきれいだよなあ。という感じがするんだ。

「DEVILMAN crybaby」第7、8話

第7話「人間は弱く、悪魔は賢い」

第8話「オレはオレを知らなくてはならない」

悪魔より怖いのは、人間。というネタは、なんだかいろんな作品にあって、疑心暗鬼になった人間たちがお互いに殺戮をし始めるという展開を見ても、そんなに思うところはないんだが、怖かったのは、子供が母親を食べるシーンで、それを父親が目撃しちゃうという展開だろう。

食べながら、泣いている。我慢できなくて、殺して食べちゃって、泣いている。それを指して、彼は人間ではなく、デビルマンになったのだ。といわれても、これは厳しい。こんな状態になったまま、生きながらえることは幸せなのか、よくわからない。助けたほうがいいのか、殺しちゃったほうが本人のためなのか。

ここにきて、飛鳥了が、普通の人間じゃないという話が出てきたけど、そうなの? 悪魔の心を持った人間がいて、それが人間の心を持った悪魔と対決する話だと思っていたんだけど、悪魔と人間以外に、さらに上位種がいるのだろうか? そんなことをしたら、何でもありになっちゃいそうな気もするんだけど。

了には、明を裏切ってほしくなかったんだけどなあ。どんな人間も殺せるけど、明だけは嫌だ。というのを期待していたんだけど。

それとも、了も誰かに、体を乗っ取られたのだろうか? いろいろ考えられるけど、とりあえず、続きを待ちます。

「フルメタル・パニック!Σ」第16~19巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子

コミック26.「フルメタル・パニック!Σ」第16巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

コミック27.「フルメタル・パニック!Σ」第17巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

コミック28.「フルメタル・パニック!Σ」第18巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

コミック29.「フルメタル・パニック!Σ」第19巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

これにて最終回。きれいなラストシーンで、感動しました。最後は、ちゃんと「フルメタ」になったという感じ。

ネタバレ全開で書くので、原作未読の人には注意。

とにかく、最後の少佐との対決がよかった。少佐の中に隠れていた後悔。何のために、世界をやり直したかったのか。宗介を普通の子供に戻してやりたかったという、その思いに泣けました。それはやっぱり、ちゃんと彼の過去の物語を知ったうえで見ているので、なんでそうなってしまったのかといえば、そりゃ、奥さんが妊娠したまま、死んでしまったからで、その復讐に走ったついでに、宗介が巻き添えになったようなもので・・・。

そんな風に育てるつもりはなかったと、ずっと思っていたというのが、つらかったです。

ただ、いっぽうのかなめの物語では、今の彼でなきゃだめだという、その結論があって、定番とはいえ、きれいに収まるところに収まったんじゃないだろうか。

核ミサイルの攻撃には、本当にもう、ほかに手がないのかと思って、ハラハラしたけど、アルの発動を見た時には、本当に感動しました。ああ、その手があったか~! と。

陣代高校からのメッセージもよかったし、卒業式に間に合って、ラストをかざる約束のキスシーンと、みんなの祝福も、本当によかったです。殺伐としたシーンがずっと続いた後に、学校で終わるというのも、さすが「フルメタ」という感じだし、きれいに終わって、満足です。

あとは、これをアニメで見れれば一番いいけど、いつになることかと思って、気長に待ちます。楽しみです。

牛嶋新一郎監督 「君の膵臓をたべたい」

映画22.牛嶋新一郎監督 「君の膵臓をたべたい」 (日本・2018)

原作小説は既読。実写の映画版は未見だけれど、アニメならいいかと、見に行ってきました。109シネマズ湘南にて視聴。

ほぼ、原作通りに、イメージを壊さず、忠実に作ったという感じ。きれいな青春物語でした。とはいえ、原作を読んだ時にも感じた説教臭さはやっぱりあって、もっとちゃんと他人とかかわりを持ちなよ、的な発言を聞かされて、多少なりげんなりする。余計なお世話じゃ。

花火のシーンに、えらく力がこもっていて、非常にきれいだったのが、印象に残りました。

「DEVILMAN crybaby」第6話

第6話「悪魔でも人間でもない」

悪魔にも打ち克つ力を持ったものを、泣き虫設定にしたところが面白いと思った。それだけ優しいから、悲しくて泣いているのか。そんなつもりはなかったのに、自分で殺しておいて、それでも愛していると泣き続けている。そういう少年を、もう一人のデビルマン設定にしてあるところがいいと思う。この彼が、今後、どういう役割を果たすのかは知らないし、原作に、こういう子がいるのかどうかも知らないんだけど。

その彼と対比になる形で、ミーコがいると思うんだけど、ミーコはどうなんだろう? 彼女は、美樹を殺してしまったら、泣くのだろうか? そんな風にはとても見えないんだが・・・。

「フルメタル・パニック!Σ」第11~15巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子

コミック21.「フルメタル・パニック!Σ」第11巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック22.「フルメタル・パニック!Σ」第12巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック23.「フルメタル・パニック!Σ」第13巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

コミック24.「フルメタル・パニック!Σ」第14巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

コミック25.「フルメタル・パニック!Σ」第15巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 ドラゴンコミックスエイジ

いよいよ、アニメ版の続きになる。ここから先は、原作未読の人にはネタバレに触れるので、知らない人は注意。

フルメタ」の世界が、我々の現実とは別の世界観を持っているのは知っていたが、多次元ネタのSFになってきて、かなめが単純なウィスパードではなく、特異点であるという事実が明らかになってくる。「ダグラム」や「ボトムズ」の世界に近いなあ。とずっと思っていたのに、今度は「オーガス」ですか~。

ただ、時間の巻き戻しや、やり直しの世界、もし、あの時こうしていたら? と、時空が分かれていく物語になってくると、なんかちゃんと今どきのラノベっぽい感じがする。この物語が、そっちの方向に進んでくるとは思わなかった。

それでも、もし、死んでしまった人にもう一度会えるとしたら? という選択肢を突き付けられたら、やり直しを選ぶ気持ちが、なんとなくわかるような気もしてきた。

カリーニン少佐の中の、妻と産まれてきた子供、そして、養子にした宗介の4人で暮らす夢の光景が切なかった。

物語は、クルツの死から、回想シーンに入ってきて、クルツメインの外伝や、香港編のあとの物語へと逆戻りしてきた。

思いのほか、人気が出てきたから、過去に飛ばしたエピソードを入れて、引き延ばし作戦かな? と思うけど、「踊るベリー・メリー・クリスマス」編は、見たかったエピソードなので、漫画でやってくれるのはうれしい。

本編の続きも見たいけど、しばらくは過去編を楽しませてもらいます。続きを待ちます。