第２０話「FILE7「血ぬられた迷宮」#3」
リンさんが「それじゃ、あなたの護衛は誰がするんです？ 冗談じゃない！」と顔色を変えて、慌ててましたが、少々演技過剰なその発言を聞いて、私も初めてナルの気持ちに気づいた。
この子も死に急ぎたいタイプだったのかなあって・・・。
リンさんはそのために、ナルが変な気を起こさないように、見張り役としているんだって・・・。ようやく気づいた。「少しはご両親のことを考えてあげなさい」って、そのセリフはそこからくるんだ・・・。それに気づいたおかげで、ＥＤテーマを聞きながら少しだけ泣いたよ・・。
そうか。実は一番傷ついていたのはナルだったんだなあ・・・という事実に、初めて気づいたというか。この子が一番つらくて、誰よりも悲しんでいたんだなあと思った。本人、プライドが高いから、絶対にそういう気持ちを表に出さないんだよね・・・。そこまで考えて、ようやくナルの気持ちに感情移入することができたかもしれない。
ところで、残り話数がカウントダウンに入っているんだけど、ちゃんと最後まで描けるのかどうかちょっと心配です。今までのんびりやり過ぎているんだけど、原作はあと３冊分も残っているんだよ〜。追いつけるのか？？
とりあえず、浦戸編は次週で終わりみたいだから、次回も楽しみです。
