コミック21.「風雲児たち 幕末編」第15巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス
日米通商条約調印に、これほどのドラマがあったことを教科書で読んだだけじゃわからなかったよなあ。と、しみじみ思う。勅許なしの調印を結ぶというのが、どれほど勇気のいることなのか。井伊直弼の決意も重かっただろうと思う。
とりあえず、外交処置不行き届きという名目で、堀田正睦が罷免。
島津斉彬の語る「朝廷を安心させるために、京に兵を送る」というのは、非常にわかりやすい話で、これさえ実現していればなあ。と思う。
「知らない」ということから来る「恐怖」や「怯え」は、過剰な主戦論を導き出す。その気持ちはよくわかるような気がするので。
- 作者: みなもと太郎
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2009/07/28
- メディア: コミック
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