映画12.水島精二監督 「機動戦士ガンダム00-A Wakening of the Trailblazer- 」 (日本・2010)
自宅で視聴。テレビ版を全話見終わったので、忘れないうちに劇場版を見た。思いっきり続きだし、これがやりたくて長いテレビシリーズがあったのか。という感じ。
「来るべき対話の日のために」とか言っていたから、外宇宙から侵略者でも来るのかね?? と思っていたら、本当に来た! という展開で、ガンダムという枠を超えて、思いっきりSF映画仕立てになっていた。
というか、もともと、ファーストガンダムやイデオンが内包していたテーマを膨らませて、人が超越者に進化するのは、外宇宙からの来訪者を迎えるためだという、なんかこう、アーサー・C・クラークみたいな物語として、きれいにまとめた感じ。
これはこれでいいと思うが、はたから見ていて、やっぱ、作り手のさじ加減一つなんだなあ。とちょっと思ったのは、会話が成功したからいいようなものの、これって、全滅エンドでもいいわけだし、どっちにでもできるよね。個人的には、全滅エンドのほうが好きだなあ。と思っちゃったので、こういうきれいな物語にはあんまり惹かれないかもしれない。