星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第34話

第34話「7月15日(木) その4」

露伴先生に同情の余地はない。と、前回は思ったものの、それでも、あれだけ一生懸命背中を隠しながら進まなきゃいけない露伴先生の姿を見ていたら、さすがに気の毒になってきた。康一くんにまで見捨てられて、ショックだったろうし。それでもなんとかするしかないと、頑張った姿には敬意を表さねばなるまいよ。

隠された小道のエピソードは、ここでも出てくるのか~。なんか、最初と最後だけだと思っていた。意外と、あの女の子が、露伴先生のためならと道を開けてくれたのかもしれないね。と思った。

最後に残ったエピソードは、川尻早人の問題だけで、「パパと一緒にお風呂に入ろう」シーンが、結構、怖い。この状態で、証拠のテープを隠し通せるのが無理ありすぎだろう? という感じもするが、二人で、狐と狸の化かし合いをするところがなんかさすがだ。

最終的に、あの子供が頑張ったところで感心した。大人の男に追い詰められておきながら、立ち向かったよ、この少年。すげー。しかも、自分だけじゃなく、「ママにも手を出させない!」と言ったわ。いい息子じゃないですか~。そのセリフがちょっと感動ポイントだよね。

ピエール・コフィン、クリス・ルノー監督 「怪盗グルーの月泥棒」

映画10.ピエール・コフィン、クリス・ルノー監督 「怪盗グルーの月泥棒」 (アメリカ・2010)

ミニオンズについて調べたら、どうやらこの作品が1作めらしいので、試しに見てみた。さすがに評判になるだけあって、面白かった。

基本的にはファミリー層向けの物語だし、子供向けのサービスが随所に仕掛けられてはいるけど、内容は、孤独な大人が子どもたちによって癒やされるという構図になっているので、これを見て、感動するのは、子供よりも親たちの方だろうという感じがする。

親にとって、子どもたちはとても大切な存在なんだよ。と、思わせてくれる物語と言うか。最終的に一人になっている家系図と、その下に落書きされた子どもたちのイラストが泣かせます。

個人的には遊園地のシーンが気に入ったな。嫌なやつをみんなでふっ飛ばしちゃえって感じで、楽しかった。よかったです。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第33話

第33話「7月15日(木) その3」

「背中を見られたくない」と言っていた当人の意思を無視して、好奇心から覗いて、相手を死なせたのなら、悪いのは露伴先生だと思う。この場合は、露伴先生の自業自得なので、敵スタンドに取り憑かれたとしても、あんまり同情の余地はないなあ。と思った。

それより、「おんぶして。おんぶ」と不気味なセリフで迫った声優さんの読みがいいなあ。と印象に残った。

噴上裕也は、最初、ただの嫌なやつに見えた分だけ、後々の活躍が目ざましく、かえってかっこよく見えるね。仗助のためにここまでやるとは・・・と、感心した。

あと、残すところは、露伴先生の問題だけか? 一人で偽物の父親の後を追っている息子がどうなるのかも気になるところだし、次回を待ちます。

クリストファー・ノーラン監督 「バットマン・ビギンズ」

映画9.クリストファー・ノーラン監督 「バットマン・ビギンズ」 (アメリカ・2005)

この作品も、タイトル名は知っていたけど、どんな話かは全然知らなかった。バットマンカーというのが有名だな? 程度の知識。

予備知識ゼロの状態で見たけど、今までせっせと見てきたヒーロー物の中で、一番テーマ的に深いな。と感じた。正義と悪の問題を2転3転させて、突っ込んでいるので。

「コウモリがなぜ襲ってきたのかわかるか? コウモリだって、お前が怖かったんだよ」という台詞が印象に残ったのだけれど、悪を一掃させるのは、正義なのか、悪なのか、誰が善人で、誰が悪人なのか、単純に言えないところが面白かった。

ゴッサム・シティのビジュアルはきれいで良かったと思います。高層ビルが立ち並び、モノレールが走る未来都市。こういうのが、「タイバニ」のモデルになっているんだろうなあ。と、なんとなくわかった。

このシリーズは、続きがあるみたいなので、楽しみにしてます。いろいろ、見るものが増えた。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第32話

第32話「7月15日(木) その2」

噴上裕也が、意外といい人なんでびっくりした。ちゃんと協力してくれるんだ? へ~。という感じで。とは言え、この世界では、戦ったあとの人たちは、みんなおとなしくなって、仲間になってくれるみたいだから便利だよね。戦いのあとに遺恨を残さないというか。まあ、怨恨を引きずっていたら、話が前に進まないから、そのほうがさっくりしていていいのかもしれないけどね。

鉄塔の話も片付いたし、物語は、康一くんの行方不明と岸辺露伴のもとに現れた背中を見せない男の話に移ってきた。

背中を見せない男は、階段を登るのがつらそうだなあ。と思ったというか、よくあんなふうに登れるなあ。と思って、感心したと言うか。

謎を幾つか残しているので、続きを待ちます。次回も楽しみです。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第31話

第31話「7月15日(木) その1」

これがネットで噂になっていたいろんなエピソード、同時進行か~。と、納得した。全部、同じ一日の出来事なら、それはそれですごいと思うけど、アニメの演出は、面白いことをやるなあ。と思った。順繰りにエピソードを並べるよりも、スピーディーでいいのかもしれない。今の時代っぽくて。

基本的には、鉄塔の話がメインっぽい。一番時間を割いているし。限られた場所に閉じ込められていて、誰かがはいらないと、そこから出られない。というネタは、「ジョジョ」の他のエピソードでも見たような気がする。

宇宙人、ミキタカがこれほど活躍するとは意外だった。個人的にはサイコロの話しか覚えてなかったので、1回きりキャラなんだと思ってたよ。いつの間にか、ちゃんと杜王町の仲間になっていたのね。そういう脇役を含めて、みんなで助け合うというのは悪くないなあ。と思った。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第30話

第30話「猫は吉良吉影が好き」

あんな変な植物もどきになってしまった猫がかわいそうだった。あの奥さんが全て悪い。本当の猫好きなら、猫をほうきで追いやったりしません。そんなことをするのは猫が苦手な人だけです。

今回は、仗助たちが登場せず、川尻浩作の家庭だけをメインにしてきた。父親が、姿が似ているだけの別人だとさっと気づいた息子がさすが。その分だけ追い詰められていくんだけれど、この子供がどうなるのか、続きを待ちます。