星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「鉄人28号〜皇帝の紋章〜」第3巻 長谷川裕一

28.「鉄人28号〜皇帝の紋章〜」第3巻 原作:横山光輝 漫画:長谷川裕一 講談社マガジンZコミックス 評価★★★★★

2月末に発売されていたらしいんだけど、気づかずにいたら、一ヶ月たった今ではどこの本屋を探しても見つからないんですよね。仕方がなくアマゾンで買ったら、帯がついていなかった。しくしく・・・。でも、買えただけまだマシかも?

苦労した分だけ、ちゃんと読めた感動は深い。
「きっとそれは、向かい風の中に立つ”時代”という名の男の背中だったのだろうと、そう思うのです」byアリス

いやあ、ラストは男の背中だよ♪ やっぱり、男は背中でものを語らなきゃ・・・だよね!!(^^);(本当か?)

「それが・・・切り捨ててゆくことがどれほど辛くても、僕は前へ進む! 決してふりかえらない! 俯かない!」
「決して忘れるわけじゃないから・・・」
このシーンで、正太郎くんが涙を見せないのは長谷川氏のこだわりかな? たぶん、彼が泣いているのはその先なんだろうけど、それを見てはいけないんだ・・・という。
この場合は鉄人のことを語っているんだけど、逝ってしまった先生のことを語っているような感じで少しだけ重なって、哀愁を誘います。そのつらさとそれに立ち向かう少年の勇気に・・・。(><)。。

「鉄人28号」は原作もそれなりに読んだので(まだ完全じゃないけど)、不乱拳博士編からケリー編、ロビー編に続いていく物語の流れを楽しむことが出来ました。ケリーが出てきたときに「おお〜」と思ったし、更にロビーが出てきたところで「おおお〜」って感じ。(^^)

これはいい作品でした。よかったです。あとで、まとめて3巻続けて読んでみるつもりです。

<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063491986/seiseikai-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4063491986.09.MZZZZZZZ.jpg" border="0" width="111" height="160"></a>