星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ヒビキのマホウ」第1巻 麻枝准 依澄れい

コミック77.「ヒビキのマホウ」第1巻 原作:麻枝准 漫画:依澄れい 角川書店角川コミック・エース

絵はかわいいけど、今ひとつぴんと来ない。

「ごめんなさい。ごめんなさい」を繰り返すドジッ子女の子が、はたから見ると、こんなにうっとうしいものだったとは・・・。意味もなく、自己嫌悪。(−−);
「ごめんなさい」という言葉は切り札なんだから、そんなに意味もなく使っちゃダメだよ・・・と思ったけど、そういう意味では「最終兵器彼女」のちせちゃんは、「ごめんなさい」という言葉を使うタイミングが巧かったなあ、と思い出した。

一方で、この主人公が男の子だったら、私好みのヘタレ少年になるんだけどなあ・・・と残念に思った。
「オレって、いつも失敗ばかりだ・・・」「でも、オレもいつか、先生みたいな立派なマホウツカイになってみせる!!」
適度のやおいも入って、理想的なんだけどね・・・。

一番印象に残ったのは、ラストの話。この間の「冬ソナ」とも関連するんだけど、「記憶を持たない」男と「決して忘れない」女の話。

「冬ソナ」では「思い出がないのだから、別人だ」という考え方が印象に残っていて、「僕の失った過去に、君がいてくれたことを感謝している」(だったかな?)のセリフがいいなあ・・・と思ったんだけど、そういう純愛要素って、何げに「冬ソナ」世界とギャルゲー世界ってリンクするような気がしました。どこか、根っこの部分は通じているような気がします。

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