第16話「父の影」
もしかしてこの話って、「実は兄妹でした」ということがわかって、互いが互いの恋をあきらめれば、それでパズルのピースがすんなりはまって上手くまとまるんじゃないか? という気がしてきた。
まあ、そんなに単純でもないのかも知れないけど、それだけなんかチュンサンの誕生日に花束を持って訪ねてくるサンヒョクが健気でよかったので・・・。
初めてユジンと同じ立場になって、「彼女の方がもっと辛かったろうな」と言ったその部分に感動しました。
みんながみんな、自分の気持ちを優先させていた間はうまくいかなかったけど、相手の気持ちを考えて、自分の気持ちを抑え、一歩引くことさえ覚えれば、それだけでみんながうまくいくみたいな気になったよ。まだ、それができていないのはチェリンだけで・・・。
ただ、恋心をあきらめるというのは、そんな簡単なものでもないと思うし、最初にそれができたサンヒョクがやはり立派なんだろう。ユジンやミニョンにもそれができるのだろうか? その部分がやはり気になります。
父親探しを続けているチュンサンの健気さがよくて、孤独だった少年とにっこり笑顔のミニョンさんのイメージが重なる瞬間というのがいい感じです。
誕生日会のシーンは感動しました。
親の世代の問題が子どもたちに降りかかってきて、これからどうなるか? ということろで引いてきたので、続きも楽しみです。
それにしても、失恋したばかりの息子に次の見合い話を持ってくるお母さんの姿は笑えた。こういうのは、どこの国でも同じでしょうか・・・?