星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「少年陰陽師」第12話

第12話「鏡の檻をつき破れ」

・・・誰もが一度は夢見るという、全国ワンコロ飼い主の夢>山で熊に襲われそうになった自分がピンチの時に、「助けてくれ〜! ○○〜!」と名前を呼ぶと、どこからともなく飼い犬の○○が現れて、クマを相手に決死の覚悟で戦って、ボロボロになりつつも倒して、自分を助けてくれるというもの。その傷ついた姿を見ながら、「お前・・・こんな姿になってまで、俺を助けてくれたのか・・・。ありがとうありがとう・・・」

・・・なんというか、そういう展開が頭をよぎりました。何故でしょうね?(苦笑)

ロボットアニメでもいいよ。大作くんがピンチになると、鎖を引き継ぎってでも飛んでくるジャイアントロボ・・・という感じでさ♪

そう言う意味では、非常に満足しましたが、いかんせん、惜しむらくは「水鏡の結界」という設定を作っておきながら、それが生かし切れていなかったことでしょうね。匂い袋ひとつで突破できるんなら、最初からやれよ・・と思ってしまうし、個人的には境界を越えられなくて、ズタボロになり、キャインキャイン状態になっちゃう紅蓮が見たかったです。それをやってこそ、境界を突破して、助けにはいるシーンが盛り上がるってもんだと思うので・・・。あれじゃ、ご都合主義だよ。

敵に捕まってズタボロ状態になる昌浩くんが美味しかったのも確かですが、それ以上に、サディスティックな感じで「法師よ〜。お前の血は我に力を与えてくれる〜」と迫ってくる若本さんの演技が、サイコーでした♪ まあ、いつもの若本節なんですけどね。