小説・一般13.「カラマーゾフの兄弟」第5巻 ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫
エピローグだけを別巻にしたかったのはわかるんだけれど、その後の解説はいささか長すぎたような気がする。私は、小説だけ読めればそれでよかったんだけれど・・・。
まあ、何とか読み終えました。登場人物のその後は、想像するしかないけど、ずいぶんと潔い終わり方だなあ、という感じ。これでよかったのか、もう考えるしかない。とりあえず、ラストシーンにミーチャとカーチャが会話するシーンがあるのが印象的でした。
あと、自分を許してくれと言ったカーチャを、グルーシェニカが決して許さないと言い切ったことも。女性二人の対決がなかなか見所だったと思います。
実際、カーチャみたいな女性が一番怖いんだろう。たぶん・・・。