コミック35.「もっけ」第9巻 熊倉隆敏 講談社アフタヌーンコミックス
思いの外、つまらなかったので、なんだかがっかりしている。まあ、これで終わりなら、こんなものなのか・・・。「もっけ」も最初の頃はよかったと思うんだけれど、御崎さんの登場のあたりから、なんだか話の方向性がおかしくなったように思う。
それでいて、今回の最終巻は、御崎さんと静流の話メインで、彼女たちのどっちにも感情移入できない私としては、あんまり楽しめる部分もなかったような気がする。とにかく、読んでいて辛かった。やっぱ、この作品の救いになっていたのは、明るく、元気な瑞生ちゃんの存在の大きさだったんだなあと、しみじみと思った。