星の原休憩所

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「ゲド戦記」第2巻 こわれた腕環 アーシュラ・K・ル=グウィン 

読書2.「ゲド戦記」第2巻 こわれた腕環 アーシュラ・K・ル=グウィン 岩波少年文庫

古い因習に囚われた少女が、そこから解放されるまでの物語で、ラストのカタルシスは素晴らしかったが、とにかく、ゲドが出てくるまでの時間が長い。物語が半ばすぎるまで、全然登場してこなくて、ずっと長く少女の置かれた状況の説明に終始していた感じ。早く出てこないかなあ。と、じれったく思いながら読んだけど、出てきたら、あとは一気だったので、それはそれで良かったのかもしれない。