星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新竹取物語 1000年女王」第13,14話

第13話「処刑の夜明けが来る」
第14話「機械宮殿の女王」

夜森大介は、弥生さんの命令に逆らってみたり、崇拝してみたり、ちょっとまあ性格付けにぶれがあるなあ。弥生さんが女王だって、知らないわけでもあるまいに??

始くんの方も、拷問を受けたり、挙げ句の果ては処刑されそうになった組織の元へ、せっかく逃げた翌週にはまた舞い戻っている。いいのかな〜? と思いつつも、そんなことを気にしていたら、物語を楽しめないのは確か。

とりあえず、弥生さんが始くんに対して組織の代表としてではなく、彼女自身が個人的に特別な好意を与えているのは確かだ。それはやはり、始の両親を死なせてしまったことへの償いの意味もあったのかも知れない。

しかし、これで始くんは、せっかく見つけた設計図を1000年女王に渡していいのか、1000年盗賊に渡していいのか、で悩むことになる。この2者択一は厳しくて、視聴者ですらよくわからない。

地球の代表を集めた対策委員会では、委員長が1000年盗賊に操られていることが明らかになったばかりだし・・・。

ますます混迷する事態と刻一刻と迫ってくる遊星ラーメタル。続きも楽しみです。

しかし・・・。弥生さんたちの誘拐作戦は、今にして思えば、某国の拉致問題を連想させられて、あんまり支持できるものではないかも知れない。自分たちの星を救うために、地球の要人たちをみんなラーメタルまで連れて行っちゃうんですか? そりゃいくらなんでもまずくないか・・・? やっぱ、1000年盗賊の方が正しいのだろうか・・・。どうだったかな〜??