星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「こんにちは アン」第1話

第1話「赤毛のアン

原作は未読。ただし、モンゴメリのアンブックスは4巻目まで読みました。前のアニメ版も当然、見てます。

・・・悪くはないけど、なんか微妙。定番のセリフだが、「こんなの、アンじゃないよ!」という感じで、ものすごくいやなまがい物を見た気分だ。そもそも、なんで、アンを幼女にする必要があったの? 幼女萌えですか? などと、うっかり考えてしまったせいで、気分が悪くなってしまった。

女の子がかわいらしい表情と声でしゃべればしゃべるほど、嫌な気分になってしまうと言うのも、問題だな・・・。「子供向けに可愛くしたんだと思えばいいんだよ。大きいお兄さんたちは関係ない」と、自分に言い聞かせようとしたんだけれど、それが難しくって、見ている間中、どこかムズムズしていた。

お話自体は、まあ、普通。こういう女の子が主人公のアニメなんだと割り切れば、普通に見れるんじゃないのかな? ただし、これがアン・シャーリーだとはあんまり考えたくありません・・・。

可もなく不可もなくという感じだったので、しばらくは様子見。カナダの自然の美しさは、印象に残りました。

【追記】
この違和感の正体をずっと考えていたんだけれど、思いついたのが、「可愛かったら、アンじゃないんだよ!」という気持ち。
たぶん、比較すればわかると思うけれど、前のアニメ版のアンは、ここまで可愛く描いていなかったと思う。そっちの方が、ほんもののアンで、可愛すぎる今回のアンは、偽物に見えると、たぶん、そう言うことだと思うよ・・・。