第43話「日曜日。ペリーヌは」
順調に面白い。ペリーヌがビルフランの屋敷で暮らすようになって、ようやく休みをもらえた日曜日。ロザリーやファブリさんと仲良くボートに乗っている姿が、微笑ましいです。なんだかすっかりお屋敷の人々とも仲良くなったみたいだしね。
いよいよファブリさんが、ペリーヌの正体に気づいたみたいで、なんにも知らないロザリーを間に挟んで、彼女のいない隙を見計らって、そういう話をしているのが、なんか緊張感があってよかったな。そういう誰にも知られちゃ行けない秘密を共有しているという点で、見ていてもドキドキします。
それにしても、息子を必死で探しているおじいさまと、その息子であるところのペリーヌの父親が、もう死んでいるという事実。この物語の魅力は、登場人物が知らないことを、こちらは既に知っているという、ドキドキ感にあるのかも知れないなあ、と思います。いつ、知ってしまうんだろう? と思って、ペリーヌといっしょにハラハラしますもん。そういうところが面白い。
次回も楽しみにしてます。続きを待ちます〜。