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星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「第三若草物語」 L・M・オルコット

読書

読書19.「第三若草物語」 L・M・オルコット 角川文庫

「私はただ子どもたちが今の世の中に出て荒波にもまれるとき、その苦しみを少なくするのに役立つようなことを教えてもらえる家を与えてやりたいと思っているだけです。正直と勇気と勤勉と、それから神様と友だちと自分を信ずること、私が教えたいと思っているのは、それだけですわ」

前作ラストで、マーチおばさんから果樹園のある屋敷を相続したジョーは、そこに学校を作った。子どもたちが自由にのびのびと暮らせる場所。少年少女がそこに集まり、いろんな騒動を引き起こすけど、みんなでそれを乗り越えていく姿は、やはり感動的。特に金貨を盗んだと疑われた少年の物語は、印象に残った。信頼を取り戻すのは難しい。しかし、彼を信じるものも少なからずいた。

 

「僕は、この学校の一回生なんだよ」「僕がジョー夫人のお世話になった最初の生徒なのさ」ローリーの台詞も印象に残ったので、メモしておく。

「ジョー! ぼくは母親のない子どもというのがどんなものか、昔から知ってるんです。そして、あなたのおうちのかたたちが、ながいあいだ、どんなにぼくによくしてくだすったかを忘れるわけにはいかないんですよ」

それでローリーは、この学校のよき支援者になったのかと・・・。

第三若草物語 (角川文庫)

第三若草物語 (角川文庫)