読書21.「知らないと恥をかく世界の大問題4」 池上彰 角川SSC新書
2013年5月発行の本なので、情報としてはちょっと古めだけれど、そのつもりで読めば、勉強になります。アメリカ大統領選のやり方とか、中国の政治体制とかは現在でも変わらないわけだし、丁寧に解説してくれるのは助かります。アベノミクスの3本の矢の中身や、TPPについても基本的な部分を説明してくれたし、初心者向けの解説かもしれないけど、ニュースに疎い私にはちょうどいいかな。と思います。
映画45.アンドリュー・スタントン、アンガス・マクレーン監督 「ファインディング・ドリー」 (アメリカ・2016)
字幕版を視聴。
本当は、映画公開時に映画館で見たかったんだけれど、その時点では前作である「ファインディング・ニモ」を未見だったので、見送った。結果としては、そのほうがよかったんだと思います。思いっきり、続編じゃないか。
「ニモ」を知らなくても、わかるかもしれないけど、やっぱり、見ておいたほうがいいんじゃないかと? 「ニモ」の主人公であるマーリンとニモが、そのまま出てきて、昔の旅の話をしているし、それがどんな旅で、どんな風にドリーに助けてもらったのか、知っているほうがいいと思うから。
その分だけ、視聴の敷居は高いんだけれど、映画としてもアニメとしても、非常に素晴らしかった。
覚えたことをすぐに忘れるドリー。健忘症っていうのは、こういう感じなのかと思うと、かなり深刻な病気で、ちょっと怖くもなるんだけれど、それでも病気に負けずに、前向きに頑張るドリーの姿は、なかなか感動的。
「you find us」というのは、私でも聞き取れた英語だったが、ドリーがずっと探し続けていた両親のもとにとうとうたどり着くシーンは、非常に素晴らしい。彼女が帰ってくることを信じて、道しるべを作り続けて、待っていた彼ら。いつか、その日が来る。故郷へと続く、貝殻の道が非常に良かったです。いい作品でした。
第7話「DEAR FRIENDS」
自分が大事にできなかった彼女が、弟によって幸せになれるんなら、そのほうがいいじゃないか? 弟と元カノのために、彼らを祝福してやれよ、兄として・・・と思うんだが、別に好きでもない女だったけど、弟に取られたら、そのとたんに、惜しくなった。好きだったような気がしてきた。と、まだぶつぶつ言っているので、こいつ、相当、やな奴だなあ。という感じがして、どうしても主人公を好きになれない。
その一方で、北京合宿への選考会だけれど、沖津くんが落ちて、その代わりに自分が受かるのは何となくいやだから、行きたくないと、駄々をこね始めるし、なんて、うざったい。
こんな煮え切らないうざい男だから、弟にも嫌われるんだよ。と思うんだけれど、弟は弟で、出てくるたびに、怒った顔をしているし、いつも不機嫌そうで、そんな顔ばかり見せられると、こっちまでいやな気分になる。いくら声優がよくても、キャラの設定が悪ければ、支持なんかできないよね。
沖津くんは、津軽に帰ることにしたらしいが、同居しているコーチとの関係は、狙っているのか何なのか、よくわからない。手紙のメッセージの、LOVEの文字は、笑うところなのかもしれないが、全然笑えないという。寒いギャグにしかなってない。
誰も応援できない。この作品。いいキャラが、全然いないんだもんな。
第6話「DIAMOND EYES」
弟に彼女を取られたことで落ち込んで、2週間も練習をさぼったという知季君だが、そもそも、彼女を大事にしなかったお前が悪い! という弟とコーチの意見に賛同なので、同情の余地なんかゼロ。
最初から彼女持ち、という設定で始まった上に、「めんどくさいなあ。付き合うんじゃなかったなあ」などとぼやいていたので、なんだかいやな奴だなあ。という印象が主人公に対してあったんだけれど、それがここで爆発した感じ。お前が悪いんだろ、お前が!! というなんかもう、もやもやするものが残る。
その一方で、どこか気に障るのは、兄弟を二股かけたという女の子のほうで、中学生という設定のわりに、口紅を塗って、化粧をしている、大人の女の色気を見せていることで、アニメがあえて、そういう演出をやったんだとしたら、それもなんだかなあ。という感じがするのだ。見ようによっては、主人公が留守の間に、弟が彼女と行為にまで及んでいたみたいじゃないか?
中学生なんだぞ、彼らは・・・。そこまでするかねえ?? と思うんだけれど、なんにせよ、この子供たちには、同情の余地なしで、こんなうっとおしい三角関係を見せられるのは、なんだか苦痛だ。
第5話「THE DAYS OF GRAY」
原作小説は読んだはずなんだけれど、アニメを見てても、全然記憶にかすらない。こんな話だったっけ?? という違和感ばかりが募る。
主人公が友達二人と3人でつるんでいて、その割に、コーチが知季をひいきしていると関係が険悪になったり、弟が自分の彼女を奪ったり、そういうのが全然思い出せない。そんな展開、あったっけ??
とはいえ、その展開を眺める限り、友達二人は「私が与えた自主トレメニューをちゃんとやってないでしょ」と怒られて反省したみたいだし、弟に彼女を取られたのは、主人公が彼女をもともと好きじゃなくて、告られたから付き合っていただけ・・・といういい加減さだったから、自業自得だし、どっちにしろ、展開として、面白いものでもないよね。
つまんないから、記憶に残ってないのか、そもそも、その展開自体がアニメオリジナルなのか、よくわからない。
私が原作で記憶に残っているのは、飛沫の祖父がやっぱり飛び込みの選手だったってことぐらいで。
なんにせよ、原作を読んだ時にはすごくおもしろかった!! と思えた小説が、アニメになると途端につまらなくなるのは、非常に残念ですよ。いつも感じることだけどね。
コミック69.「アトム ザ・ビギニング」第6巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス
コミック70.「アトム ザ・ビギニング」第7巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス
最新刊まで読了。通しで読み直しての収穫は、思いのほか、ブレムナー伯爵がかっこいいな。という点か。
Dr.ロロの正体を博志だけが知っていて、A106に「午太郎には言うなよ」と口止めしたのは、その後の二人の喧嘩の原因になりそうで、伏線かな? と思う。これでもめるとしたら、かなり決定的な破局になりそうな予感もするんだが、大丈夫かね?
第3話「ENTER SHIBUKI」
第4話「THE STRONG MEN」
なんだかキワもののキャラがいっぱい出てきたけど、原作ファンとしては、どれもこれも覚えがなくて、こんなキャラいたっけ? 状態だし、そもそも、これって、こんな話だったっけ?? ぐらい、全然記憶にない。
腐女子をあおっているようにも見えるが、それにしても、キャラに魅力が足りなくて、誰のことも、応援する気にならない。
キャラは変だし、話もつまんないし、どこをどう見ていいのか、混乱中。