星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

水崎淳平監督 「ニンジャバットマン 」

映画13.水崎淳平監督 「ニンジャバットマン 」 (日本・2018)

109シネマズ湘南にて視聴。期待していた割に、あんまりおもしろくなかった。作画だけやたら派手だし、きれいだなあ。と思ってみていたけど、肝心の物語は微妙。

そもそも、「バットマン」のキャラにそんなに詳しくないので、いろんなキャラを出されても、誰それ? 状態になってしまう。

ノーラン版三部作と最近の「ジャスティスリーグ」シリーズを「スーサイドスクワット」も含めてみていたので、ジョーカーとハーレイクイン、キャットウーマンやアルフレッドぐらいはわかるんだけれど、ほかのキャラはわからないし、説明も入らないし・・・。(あと、「レゴバットマン ザ・ムービー」を見た)

バットマン」ファンとしては、にわかなんで、えらそうなことを言うのは差し出がましいけど、バットマンはやっぱりゴッサムシティにいなきゃねえ。バットマンは、バットマンカーとかバイクとか、そういうのを乗り回してないと、これ違うよね。とか、思っちゃいました。

ただ、高木渉の怪演だけがやたら光っていたかな? こういう役がとても似合うわ。いいねえ。と思って、そういうところだけ喜んでました。

 

「フルメタル・パニック!」第13話

第13話「猫と仔猫のR&R」

テッサの声のまま、早口で怒った演技をしゃべり切った声優さんに感心する。なかなかできないんじゃないかと? 見事なものだなあ。

上官相手に結構、タイマンで語っているメリッサは、そんなんでいいのかとちょっと思うが、ミスリルがそういう体制でやっているのか、あるいは、相手のテッサが最年少だということも影響しているのか、上官かもしれないが、一方で、みんなの妹みたいな扱いになっているのかな? と思った。

 

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」下巻 村上春樹

読書20.「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」下巻 村上春樹 新潮文庫

やみくろが住む東京の地下を探検する冒険物語と、壁に囲まれた世界で一角獣の頭骨から古い夢を読む仕事をする物語。2つの世界が交錯して、交互に語られていくわけだけれど、どっちの世界観も独特で面白く、意味深に語られるいろんな出来事を、こう解釈すればいいんだろうか、それとも違うのだろうかと、いろいろ考えることができるのがいいと思う。

たぶん、正確な解答など存在せず、読者の好きに解釈していいよ。という感じなんだろうけどね。

以下、多少ネタばれありで書くけど。

私が強く感じるのは、「この世界、一寸先は闇」ということで、いつの間にか、実験に使われてしまった主人公の運命と、我々の足元に広がるやみくろの住む地下世界がつながり、ちょっとのすきに、いつ、運命が変わって、やみくろに呑み込まれるかわからないということ。

一方で、壁に囲まれた町の夢では、そこから脱出したのは、彼の影のみで、彼自身は、そこに残る選択をしたこと。今ある私たちの現実も、誰かの夢であり、脱出した影が作り上げたものなのだろうかと。夢が消えると、別の世界がまた生まれ、始まる。そういうイメージ。

ふっと、消えてしまう現実と、さらりと出現する夢の世界が重なって、交錯するのが面白かったです。

「フルメタル・パニック!」第12話

第12話「ワン・ナイト・スタンド」

タクマみたいな男を甘やかしているテッサって、どうよ? と思った。彼女が自分で言っている通り、捕まえた時に殺しておけば、被害は防げたのだ。と。そっちに賛同するんだが・・・。

正直、これは、犯人側の姉弟に全く同情の余地がなくて、この連中は、いったい、何がやりたかったの?? 状態になっている。

あと、ラストでいきなりテッサが、「相良さんのこと、好きになっちゃったみたいです」告白をしているんだが、彼女がそう感じ始めた瞬間って、どこだったんだろう? と思った。最初から好きだったようにも見えるし、なんかあやふやだ。原作を読めば、その辺は、すっきりするのだろうか? と、ちょっと思い始めているんだけど・・。

「フルメタル・パニック!」第11話

第11話「べへモス覚醒」

べへモスのどこが問題なのか、最初はわからなかったんだけれど、ラストカットを見る限り、とてもでっかいんだ~と、納得した。モビルスーツモビルアーマーの違い? みたいな感じ?

とりあえず、関係者が全員集合に成功した。次回は、べへモスを倒す話になるのか、さて。

「フルメタル・パニック!」第10話

第10話「ラン・ランニング・ラン」

「これは侮辱です。相良軍曹」と怒っているテッサがよかったな。テッサだと、運動神経が足りないから、先に助けなきゃいけないという。どちらを優先的に助けるかという問題に、人質の体力や身体能力を計算するのか。なるほど。

かなめの前で、普通の女の子のふりをしてみたり、学校の怪談で女の子同士の会話を楽しんだり、仲良く友達していて、ほほえましい。と思った。