星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「シドニアの騎士」第2~4話

第2話「星空」

第3話「栄光」

第4話「選択」

非常に面白い。CGがリアルに描かれているせいか、深宇宙を漂流する宇宙船と、遭遇して襲ってくる宇宙生命体の怖さが、生々しく感じられる。「ガンダム」や「マクロス」より、より現実的になったみたいで。

Gがかかるだけで、崩壊する居住区だけど、建物がみんな古くさく見え、それだけ彼らの漂流は長いということなのかと思った。

それでいて、エレベーターで上昇して居住区を離れると、海の領域が設定されていたり、妙なところにこだわっている。原作通りなんだろうけど、どんだけ、細かい設定を作ってるのか。

帰還限界線を突破したところで続くになったけど、それはそれで恐ろしい。宇宙空間の漂流なんて、宇宙の広さに比べれば、シドニアなんて砂粒のようなちっぽけな船に、ちゃんと戻れるのか? そこは主人公だし、メインキャラだし、死なないだろうし、帰れるんだろうけど、どうするんだろう?? という興味で引っ張るのには成功していると思う。続きがすごく楽しみです。次回を待ちます。

「海街diary」第9巻 行ってくる 吉田秋生

コミック36.「海街diary」第9巻 行ってくる 吉田秋生 小学館fsコミックス

ようやく最終巻まで読了。吉田秋生とは思えないぐらい、まっとうな普通の人々をえがいたごく普通の少女漫画だったが・・・。普通過ぎて、まっとうすぎて、どこか入り込めない疎外感があったな。最後まで。

ここには私の居場所はないわ。って感じだ。

ラストに登場してきた妙ちゃんが、あまりにインパクトのあるキャラだったので、次の物語の主人公はこの子か? と思った。まあ、それはわからないけど、とにかく、終わった。さいごまでつきあったよ。という達成感はあるな。

「シドニアの騎士」第1話

第1話「初陣」

原作はコミックらしいが、未読。アニメ版「ゴジラ」を見て、同じスタッフだというので興味を持った。

どんな話か全然知らなかったけど、思いのほか、本格的なSFっぽいし、ロボットアニメなんだなあ。と。

シドニアって、宇宙に浮かぶ建造物らしいが、どうして人類がそんなところに閉じ込められているのか興味があるし、町の中の構造の作りこみに感心していた。ぐるぐる回転しているわけでもないのに、ちゃんと重力があるっぽいし、なんか設定があるんだろうと。

まだキャラクターを覚えるのに一苦労している段階。続きを待ちます。

神山健司監督 「エンシェンと魔法のタブレット~もうひとつのひるね姫~」

OVA

Huluに期間限定で加入したので、また視聴予定変更です。しばらくは、Huluでしか見れない作品を追いかけます。というわけで、この作品を最初に視聴。

ひるね姫」の劇場版は、公開時に映画館で視聴した。だいぶ前なので忘れている部分も多いけど、なんとなくキャラクターと配置だけは覚えているので、こんなものかと?

映画本編で没になったアイディアをこちらで使ってみました・・・という感じに見えたけど、違うのかな? 映画の中にこういうシーンがあっても別におかしくないよね? みたいな話。

個人的には、お父さんとお母さんの過去話とか、そういうのを期待していたんだけど、全然違ってた。まんま、もうひとつのひるね姫・・でしたね。

「クジラの子らは砂上に歌う」第11、12話

第11話「夢の話だ」

第12話「ここに生まれてよかった」

これにて最終回。新しい世界へ向かって、旅立つところで終わったのは、まとめ方として、きれいなんじゃないかと思う。海図も示され、泥クジラが今まで同じ場所をぐるぐる回っていたこと。その理由もちゃんと明示されて、ここが牢獄であったという説明もちゃんとされたし、そういう設定が、きちんと作ってあることに感心していた。

一方の帝国の方でも、この世界の詳しい歴史を改めて語られることになったし、世界がどんどん広がっていくのがわかる。

まだまだ物語的にはプロローグという感じもするけど、アニメ的にはこのあたりが潮時なんだろうな。原作がまだアモンロギア編が終わったばかりだし、この先、どうなるのかが明らかにされてなくて、原作の復習をした感じだ。

淡々と白黒の漫画で読むより、声優さんの演技も入るアニメの方が、思いのほかドラマチックに展開してくれたので非常に気に入りました。よかったです。

「アオイホノオ」第20巻 島本和彦

コミック35.「アオイホノオ」第20巻 島本和彦 小学館少年サンデーコミックススペシャ

ホノオくんの相手役は、札幌の女の子が一番いいように見えた。別に害もなさそうだし。

スペースコブラ」の劇場版は、とうとう見たことがないけど、そんなに良かったのか~。と思った。私より少し上の世代には、出崎信者は多そうだしね。

「クジラの子らは砂上に歌う」第10話

第10話「新しい旅に出るわ」

一つの危機が去って、今度はまた新しい船がやってくる。アモンロギアのスハリト登場。ここからまた新展開という感じだけど、泥クジラに舵がついて、歌で進む道を操れるというのは覚えていた。だいぶ、原作の展開に近づいてきたけど、そうなるとアモンロギアに到着するあたりで最終回になるのかな? できれば、アモンロギア編もアニメで見たいけど、第二期はどうなることか。続報待ちという感じかな。