コミック7.「風光る」第43巻 渡辺多恵子 小学館フラワーズコミックス
沖田先生が、そろそろだいぶ弱ってきたみたいで、新選組の物語も佳境に入ったのかな~と思う。
映画10.渡辺歩監督 「海獣の子供」(2019・日本)
原作は未読。どんな話かも知らずに見に行ったけど、思いのほか、よかったです。魚たちを含む海の生き物たちの泳ぐ描写が圧倒的。
私たちの見ている世界は、本当の世界の1割にしか過ぎないのだと、そんなセリフが印象に残りました。たぶん、本当にそうなんだろうなあ。と思うので。
第11話「美しく呪われし者」
ゴルツィネ邸からも無事、脱出できたことだし、アッシュと英二もちゃんと再会できたし、とりあえずは一安心で、平和な雰囲気。戦いの合間の休息期間という感じで、ほのぼのとした雰囲気を味わうことができて、見ているこちらもちょっと一息つく。
アッシュと英二が、仲良く平和な会話をしているだけで、なんか、泣きそうな気分になるというか、これまでの展開がひどかった分だけ、うんうん、よかったねえ。的な気分になる。
とはいえ、これからは、アッシュの反撃が始まるはずで、ネットを使って、ゴルツィネに大損失を与えたというのは、いかにも今どきっぽいけど、しかし、原作ではその辺の設定は、どうなっていたんだろうね。少なくとも、インターネットのない時代だったのは間違いないんだけど。もはや、覚えてないなあ。
第10話「バビロンに帰る」
昔、原作を読んだ時も思ったが、チャイニーズマフィアの連中は、ある種、アメリカ人よりも怖いなあってことで、月龍が針を使い、シン・スウ・リンがワイヤー系の糸を操るのも、それっぽくていい。アメリカだと基本、銃で撃ちあう攻撃になるんだけど、中国人は違うからさ。
ゴルツィネ邸からの脱出は、怒りに燃えるアッシュが、いろいろやりまくるから、迫力でした。しかし、気持ちは非常によく伝わる。こんなもんじゃ足りないくらいだって。
彼らがされたことに比べれば、科学者の命乞いに、これでもかと銃弾を浴びせて、なおおさまらない。それが見ていて、つらかったというか、非常によくできてました。
脱出には成功したから、ここで一応は、ひと段落ついたわけだけど、この先、どうなるのか含めて、続きもすごく楽しみです。次回を待ちます。