星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「太陽の牙ダグラム」第44話

第44話「疑惑の二重スパイ」

リタの恋心の相手役が、まさかのデスタン。彼女の片思いの相手ってことで、それはびっくり。ええええ~って思った。美女とケダモノですね。

なんだかジョルジュがかわいそうになってくる。

とはいえ、リタにとっては、デスタンに助けられた記憶が、大事な思い出なんだろうなあ。いいように、利用されただけかもしれないのに。いや、そのころは、彼もちゃんとデロイアのためにって本気だったのかもしれない。

「太陽の牙ダグラム」第41、42話

第41話「戦士の休息 後編」

第42話「動乱の航跡」

ダグラムを仲間の仇と狙う連邦軍の兵士がいたことで、落ち込んじゃうクリン。という話だったけど、ちょっと無理があるのは、その兵士の気持をどこでクリンが知ったのか? というあたりで、戦っているだけだから、相手の事情がわかるわけないだろ? とも思う。

それに、どんだけ今まで殺してきたよ? と思うと、今さらなんだよなあ。という感じはする。ただ、いい加減、そういう物語も作っておきたかった、ということなのかな? と思った。

人殺しをやっているんだから、少しは罪悪感を持ったほうがいいよ。ということで。

42話は、総集編。

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」2-I J.K.ローリング

読書5.「ハリー・ポッターと秘密の部屋」2-I J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫

ハリー・ポッターは、1作目しか知らなかったので、2作目になって、新たに変な先生や妖精が追加されていて、びっくりだ。どっちも厄介で、めんどくさそうなキャラだが、魅力的ではあるね。ハリーや友達も2年生に進級し、後輩の1年生も入ってくる。そうやって学校世界が広がっていくのは面白い。

ホグワーツ行きの汽車に乗りそこねたハリーとロンが、空飛ぶ車で列車を追いかけたシーンは、映画にもあるのだろうか? そういうのは大画面で見ると、迫力ありそうな感じがする。

「ジャン・クリストフ」第3巻 ロマン・ロラン

読書4.「ジャン・クリストフ」第3巻 ロマン・ロラン 岩波文庫

リアルのほうが忙しくて、めんどくさい読書はすっかり後回しになっていたけど、ここのところ落ち着いたので、ようやく読了。ほとんど1年越しで読んだから、すっかり登場人物を忘れちゃってて、えーと? ミンナはぎりぎりなんとなく覚えているけど、グラチアって誰? そんな女、どこで出てきたっけ?? 状態。

3巻目のラストまで来て、この彼女がいかに影となり、クリストフの今までを支えてきたか・・・という話をされて、びっくりしている。

彼と同様、すっかり存在ごと忘れてましたよ。アントワネットのエピソードもそうだけど、自分を愛してくれている存在がいることに、気づいていないことこそが、人間の不幸なんだとまとめてみました。気づいたときには、もう別れのときっていうのが、悲しい。人生、そういうものかもしれないけど。

「太陽の牙ダグラム」第39、40話

第39話「封鎖山脈を越えろ」

第40話「戦士の休息 前編」

地球は、デロイアを抑えているメドール州と、メドールのやり方に反発している反メドール派の3州とで分裂しちゃって、敵の敵は味方とばかりに、サマリン博士は、反メドール派と組んだわけだけど、たぬきおやじの政治家たちと一緒に笑い合っているサマリン博士というのは、あんまり見ていて気持ちのいい構図ではない。

一方で、ダグラムに殺された仲間のかたきを討つんだ! とばかりに、連邦軍の兵士に狙われているダグラムを延々と写しているから、ダグラム側が単純に正義ではないと、物語は視聴者に訴えかけているのかもしれない。