星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「北の海」下巻 井上靖

読書1.「北の海」下巻 井上靖 新潮文庫

しろばんば」から始まる井上靖氏の自伝的三部作、これにて完結。正直、もっとずっと読んでいたかった。洪作くんがいよいよ台湾に旅立ったところで終了したが、両親の元へ行ったところで、ちゃんと受験勉強できたのかな? 四校の受験は受かったのか? 柔道部へは入れたのか? そういうその後のことが気になって仕方がない。

それだけ、彼は、生き生きと紙の上に息づいていた気がする。大正時代の青少年たちも、それなりに楽しく、日々を送っていたみたいで、そういう彼らの生活の一部を垣間見れたところが良かったです。

「アトム ザ・ビギニング」第7、8巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック6.「アトム ザ・ビギニング」第7巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス

コミック7.「アトム ザ・ビギニング」第8巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス

どうも何度読んでも、ベトナム編に対しては、苦手意識が働く。ピンクがピノコにはとても見えないし、顔はもとより、セリフも、ピノコは「・・・にゃあ」とは、言わないんだと思う。

「フルーツバスケット 2nd season」第10、11話

第10話「あなたは・・・「誰」ですか?」

第11話「私だけのものだよ」

十二支のみんなが、不幸な状況にあるのはわかるとして、こんな状況を作ったのは作者だろ? 的な、なんか、作者に対して、怒りを感じるようになった。色々とひどい話で。

「アトム ザ・ビギニング」第6巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック5.「アトム ザ・ビギニング」第6巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス

ブレムナー博士、かっこいいなあ。

星江がウマタロウに恋心をいだいたことが伏線なら、後々、二人が結婚して、生まれる子供が飛雄なんだろうなあ。と予測する。そうすれば、星江とアトムの顔が似ている理由にはなるし。

イシグロキョウヘイ監督 「サイダーのように言葉が湧き上がる」

映画2.イシグロキョウヘイ監督 「サイダーのように言葉が湧き上がる」(2021・日本)

・・・うーん。悪くはないんだけど、きれいな恋愛物語で、あまりにきれいすぎるゆえに、私はあんまり好きじゃないかな? 10代のときに、こんなにきれいな恋愛をしたことがないし、いろいろと都合良すぎるように見えて。

独特の色彩感覚は、非常にきれいでした。

「フルーツバスケット 2nd season」第9話

第9話「大切な俺の・・・」

どうでもいいことなのかもしれないが、この作品で、部屋の間取りとかどうなっているのか、なんとなく気になる。

暁人さんがいた部屋の襖を開けたら、そのまま外になりそうで、なんかおかしくない? これ。と、ツッコみたくなって、なんかこう、そういう細かいところがあんまりちゃんとしてないような印象を受ける。それとも、襖を開けたら、そこが縁側になっているのだろうか?

深刻な会話をしているのに、そんなどうでもいいことが気になって、気になって、集中できなかった・・・。

アンディー・コイル監督 「ヒルダと山の王」

映画1.アンディー・コイル監督 「ヒルダと山の王」(2021・イギリス)

誰だって、母親には会いたいのかもしれない。その気持がみんなを動かし、異種族の間に理解と交流が生まれる。そういう物語って、ステキだなあ。と思いました。

今回のテーマは、母親ってことで、ヒルダのママが、一生懸命、「娘を返して!」と訴えて、涙を流しているのが印象に残りました。ママの必死さが伝わって、こちらもちょっとホロリと来るよ。