星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

コミック

「11月のギムナジウム」 萩尾望都

コミック7.「11月のギムナジウム」 萩尾望都 小学館文庫 再読してみて、やっぱり、どうしても、「塔のある家」「かわいそうなママ」「白き森白き少年の笛」「セーラ・ヒルの聖夜」などの作品が、講談社に持ち込んでボツになったなんて、もったいなくてもっ…

「10月の少女たち」 萩尾望都

コミック6.「10月の少女たち」 萩尾望都 小学館文庫 誰が編集して、このラインナップにしたのか知らないが、今、見ると、作品の並びが結構、意味深に見える。 「精霊狩り」シリーズや「あそび玉」が収録されている同じ本に「10年目の鞠絵」はもとより「…

「ルルとミミ」 萩尾望都

コミック5.「ルルとミミ」 萩尾望都 小学館文庫 「一度きりの大泉の話」を読んだ勢い、70年代の萩尾望都漫画を読みたくなって、再読してみた。萩尾先生の過去話を読んで、ようやく納得したのは、前から疑問だったんだけど、デビュー作の「ルルとミミ」を含…

「クジラの子らは砂上に歌う」第19巻 梅田阿比

コミック4.「クジラの子らは砂上に歌う」第19巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス ついに、安息の地を見つけた(?)泥クジラの面々。新天地でホッとしている姿は、心が和む。とはいえ、災厄はどこまでも追いかけてくるみたいで、いよいよ皇帝も姿を表…

「ふしぎの国のバード」第8巻 佐々大河

コミック3.「ふしぎの国のバード」第8巻 佐々大河 ハルタコミックス 結婚式の見学をするバードさん。この話がどこまで正確なのかはわからないんだけど、こういうやり方の作法って地域によっても違うんだろうなあ? と、なんとなく思った。 ロンドンで公演し…

「アトム ザ・ビギニング」第14巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック2.「アトム ザ・ビギニング」第14巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス 3人娘が表紙の割には、3人娘の活躍する物語ではないのね。 DR.ロロが本格的に動き出したという感じが…

「風光る」第45巻 渡辺多恵子

コミック1.「風光る」第45巻 渡辺多恵子 小学館フラワーズコミックス これにて最終回。きれいに終わりましたね。おまけの「大江戸新選組」もよかったです。今風のパラレル物を読んだみたいで。

「アオイホノオ」第24巻 島本和彦

コミック15.「アオイホノオ」第24巻 島本和彦 小学館少年サンデーコミックススペシャル ホノオ君は、大学中退して、漫画家になったのか~。と思って。なんか、大学をやめる時点で、「さらば青春!」と言っているから、やっぱり、大学をやめた時が、青春の…

「アトム ザ・ビギニング」第13巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック14.「アトム ザ・ビギニング」第13巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス 何だか次々と新型のロボットが開発されていくが、その分、シックスやユウランが時代遅れになっていく感…

「クジラの子らは砂上に歌う」第18巻 梅田阿比

コミック13.「クジラの子らは砂上に歌う」第18巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス 読んだけど、前の話をすっかり忘れてて、何がどうして、こうなったんだっけ? 状態。完結したら、あとでまとめて通し読みしたい。

「ポーの一族 秘密の花園」第1巻 萩尾望都

コミック12.「ポーの一族 秘密の花園」第1巻 萩尾望都 フラワーコミックススペシャル アーサー・クエントン卿の物語。なのはいいけど、やっぱ、昔のファンとしては、こういうつけたしのような物語は、蛇足に見える。 子供二人で旅をしているエドガーとアラ…

「風雲児たち 幕末編」第34巻 みなもと太郎

コミック11「風雲児たち幕末編」第34巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス 幕末の総整理みたいな話が、最初にあったが、興味深かったのは、薩長土のどの藩主も、討幕など望んでいなかった。討幕は、家臣主導で行われた。どの殿様も、家臣を制御できなか…

「ふしぎの国のバード」第7巻 佐々大河

コミック10.「ふしぎの国のバード」第7巻 佐々大河 ハルタコミックス 順調に面白い。原作である「イザベラ・バードの日本紀行」も読んでいるが、この漫画は、漫画独自の展開をして、明治日本の紹介をしているようだ。ここに書かれている明治の風俗が、どの…

「クジラの子らは砂上に歌う」第17巻 梅田阿比

コミック9.「クジラの子らは砂上に歌う」第17巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス 団長さんとオウニの過去が語られる。団長さんの子供時代、なんてかわいい~。そういえば、少し前の巻に、団長さんのお母さんって出てきていたような気がする。どんな会…

「アトム ザ・ビギニング」第12巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック8.「アトム ザ・ビギニング」第12巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス ミュウとシックスの戦いの落ちの部分は、ロボットなのかなんなのか、その領域を超えてしまっているよう…

「アオイホノオ」第23巻 島本和彦

コミック7.「アオイホノオ」第23巻 島本和彦 小学少年サンデーコミックススペシャル せっかく、尾東さんが、一緒に行きませんか? と声をかけてくれたのなら、行けばよかったのにね。「オンリーユー」。あえて一人で見に行くのを選ぶのが、オタクなのかも…

「パーム42 TASK VII」 獣木野生

コミック6.「パーム42 TASK VII」 獣木野生 新書館ウィングコミックス 終わりが見えているような気もするのに、どういう風に着地するのか、まだよくわからない。 ジョゼが消えて、みんなが彼女のことを忘れていくのがショックだったけど、ジョイは覚えてい…

「クジラの子らは砂上に歌う」第16巻 梅田阿比

コミック5.「クジラの子らは砂上に歌う」第16巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス あっという間に、前の展開を忘れちゃって、ええと? どうなっているんだっけ? 状態。なんか、あの手この手で、いろんな敵が出てくるなあ。と思った程度。

「風光る」第44巻 渡辺多恵子

コミック4.「風光る」第44巻 渡辺多恵子 小学館フラワーズコミックス いよいよ、物語も流山まで来たし、近藤勇は死んで、沖田総司も死んだ・・・のかな? しかし、まだ次の話数があるということで、次の「フラワーズ」で100ページ追加しても、コミック…

「王妃マルゴ」第8巻 萩尾望都

コミック3.「王妃マルゴ」第8巻 萩尾望都 集英社愛蔵版コミックス これにて、完結。まさか、この長々と続いた物語が、いきなり終了するとは思わなかったけど、一応、ちゃんと終わったみたいで。 今までの巻で一番読みやすかったような気がしたが、やはり、…

「銀の匙 Silver Spoon」第15巻 荒川弘

コミック2.「銀の匙 Silver Spoon」第15巻 荒川弘 小学館少年サンデーコミックス これにて、最終回。きれいに終わったんじゃないかと思います。いい話でした。 「性格合わないのは、しゃーないので、知恵と金は、もらえるだけもらっておこうかなって」いい…

「風雲児たち 幕末編」第33巻 みなもと太郎

コミック1.「風雲児たち 幕末編」第33巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス 松平容保が、京都守護職を引き受けるに至った経緯が興味深かった。言われてみれば、京都から遠い会津藩が、なんで京都守護職なの?? と今まで疑問にも思わなかったが。 幕末…

「アオイホノオ」第22巻 島本和彦

コミック15.「アオイホノオ」第22巻 島本和彦 小学館少年サンデーコミックススペシャル 「炎の転校生」の前に、こういう短期集中連載があったんだ? なんかすっかり忘れていたけど、そういえば、見覚えがあるようなないような? という感じ。その当時の「…

「アトム ザ・ビギニング」第11巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック14.「アトム ザ・ビギニング」第11巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス Dr.ロロの名前の由来が、どろろだったとは気づかなかった。え? そうだったの?? 的な。 モリヤが、七…

「クジラの子らは砂上に歌う」第15巻 梅田阿比

コミック13.「クジラの子らは砂上に歌う」第15巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス オルカの過去話は、結構、壮絶だが、「兄さんは、同じことを繰り返していただけよ」というリコスの言い分に賛成だな。なんにせよ、救いのない話だと思う。この先、ど…

「ヤング ブラック・ジャック」第16巻 原作:手塚治虫 脚本:田畑由秋 作画:大熊ゆうご

コミック12.「ヤング ブラック・ジャック」第16巻 原作:手塚治虫 脚本:田畑由秋 作画:大熊ゆうご 秋田書店ヤングチャンピオンコミックス 別に打ち切り最終回というわけでもないんだろうけど、ずいぶん、急いで、百鬼先生の物語を完結させたなあ。という…

「ふしぎの国のバード」第6巻 佐々大河

コミック11.「ふしぎの国のバード」第6巻 佐々大河 ハルタコミックス 順調に面白い。非常に丁寧に、明治時代の日本の様子をバードさん視点で語っているが、これって、どこまで原作通りなんだろう? と、それが気になってくる。 本当に、小林という医師に出…

「アオイホノオ」第21巻 島本和彦

コミック10.「アオイホノオ」第21巻 島本和彦 小学館少年サンデーコミックススペシャル 女のハダカさえ描けば、人気投票でトップになるのか~。そういうものかもしれないけど、なんだかいやな話を聞いたな。と思った。今の時代は、その手さえ、通用しなく…

「ポーの一族 ユニコーン」 萩尾望都

コミック9.「ポーの一族 ユニコーン」 萩尾望都 フラワーコミックススペシャル 正直、かなり微妙。作者として、昔の「ポー」シリーズが「戻ろう、戻ろう、過去へ。もう、明日にはいかない」で終わってしまっていることに、なんか引っかかりがあって、ひっく…

「アトム ザ・ビギニング」第10巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー

コミック8.「アトム ザ・ビギニング」第10巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス やっぱり、しばらく間をあけちゃうと、なんでこういう状況に陥っているんだっけ?? 状態になっちゃって…