星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「続 夏目友人帳」第9話

第9話「桜並木の彼」

・・・なんだろう。一見、きれいな話に見えるのに、すごく怖いのは、これ、女性視点で描かれているから、きれいな恋愛もののように感じるのかもしれないけど、男性視点で見たら、どうなんだろう? この女の一途な愛は、狂気すら感じられて、この作品、女性ファンしかいないんじゃないの?? と思った。いかにも少女漫画だなあ。という、きれいなまとめ方で、それでいいのか? これ。と思う。

好きな人に、あやかしだから、姿を見せられず、でも、好きで、話がしたくて、来なくなったあとも、ずっと探して、追いかけて、絵の中に彼を見つけたから、その絵をずっと持ち歩いて、一緒にいられて幸せだった。という、この女の愛の怖さ。その執着がなんかものすごく恐ろしい。

しかし、そんな女にやたら優しい夏目くん。いつものことながら。だから、彼は人気があるんだろうなあ。というのは、何となく分かるけど。

「続 夏目友人帳」第8話

第8話「不死の想い」

・・・少しだけ意地悪をして。か。少しだけなら意地悪をしてもいいんだろうか? この作品にチラチラ出てくる悪意が、なんとなく、気になる。いい話に見せかけて、実はそうでもないところが。

お話の内容はともかく、谷育子さんの演技が聞けたのが貴重。

「続 夏目友人帳」第7話

第7話「呼んではならぬ」

お話の内容はともかく、見えなくなった夏目のそばに、本来の姿のニャンコ先生が丸くなって一緒にいるのが絵になっていいなあ。と思った。こんなに近くにいるのにわからなくなってしまって・・・という部分に萌えるものがある。

「続 夏目友人帳」第6話

第6話「少女の陣」

・・・そもそも、妖怪を見てみたい。と思う気持ちがよくわからないんだけど。幽霊と同様、見えないものなら、そのほうがいいよね。と、私は思う。

で、見てみたくて、よくわからない怪しげな魔法陣を描いてみて、出てきた妖怪が自分を食うと脅かしたとかで。そりゃ、妖怪が悪いというより、そのアホ女が自業自得なんじゃないの? と思ってしまったので、彼女に対して、同情はしない。

むしろ、彼女のことをかわいそうに。と思ってあげている夏目がすごい。巻き込まれて迷惑だ。と、少しも考えないあたりで、ものすごく、リアリティに欠けるんだけど、そんな夏目のことがみんな好きなのか。というあたりで、いろいろもやもやしている。次回に引いたので、続きを待ちます。

「続 夏目友人帳」第5話

第5話「約束の樹」

真面目な子に嘘をついてからかい、その反応を面白がって楽しんだ時点で、それはもう、いじめと変わらない。結果がどうあれ、ただの嫌がらせにしか見えない。私は、レイコさんがいい人とは思わないし、その気持ちがよく分かると言っている連中も大嫌いだ。

こんな話をいい話みたいにまとめないでほしいね。

「続 夏目友人帳」第4話

第4話「雛、孵る」

なかなか孵化しない卵と、門に書かれた古い数字のカウントダウン、それを書いている怪しい男など、謎で引っ張ったのはうまかったと思う。なんとなく気になって、追いかけてしまう。

「続 夏目友人帳」第3話

第3話「妖退治 湯けむり行」

夏目が妖怪に甘すぎるのがなんか気になって、そのままずっと進むのは困るなあ。と思っていたので、その甘さが仇になったという意味では、今回の話は良かった。結局のところ、その優しさのおかげで助かったという部分もあるので、それはそれでいいんじゃないかと。

夏目は優しいのがいいんだから、危うくなったときに、周りが助けてくれるのはいいと思う。

温泉に喜ぶニャンコ先生は、可愛かった。