星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「まほろまてぃっく」第6話「月花愁色」

やっぱ、まほろさんはいいですねえ。お話もしんみりとさせてくれる展開で、思わず涙が・・。夏祭り。盆踊り。夜店。そして、花火。
ラストシーンの花火の美しさが、いずれ来るだろう「祭りの後」を予感させてくれるから、いっそう切ない気持ちになります。

「来年もまた一緒に来ようね」
「・・・来れるといいですね」

人間の暮らしにあこがれたアンドロイドと、家族を求めていた少年のひとときの幸せな日々。だけど、そんな暮らしにもいつか終わりが来る。

この作品のポイントはこの作品全体に流れる「終末の予感」だと思うんだけど、しかし、聞いた話だとこの12本では、なんの決着もつかずに最終回なんだって??
まあ、そうでなきゃ続編が作られるわけもないけど、やたら気だけ持たせてごまかしちゃう展開にだけはなって欲しくないなあ。
現在放映中の続編に期待。私が見るのはまだまだ先だろうけど・・・。(^^);

今回、主人公の手を引っ張って走るまほろさんは、「お母さん」と言うよりむしろ「お姉さん」という雰囲気を醸しだしていましたね。いかにも「長女」という感じかな。前言を撤回するけど、今回は佐伯さんの脚本でも十分OKでした。(^^)