星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「オーバーマンキングゲイナー」第1巻 中村嘉宏

■「オーバーマンキングゲイナー」第1巻 中村嘉宏 メディアファクトリーMFコミックス

改めて、コミックスで読んでみると、アニメで使われていたセリフの一つ一つがけっこう重い意味を持っていたんだなあ・・と気づかされて感心します。うっかりしていると、聞き逃していたので。

個人的に痛かったのは冒頭のセリフ。
「皆あんたを信じてついて来てるが、あんたに頼りきっちまっている・・。このままじゃダメだ・・」
いろんな意味で、ぐさぐさと・・。(><)

改めて、ヤーパンの天井が都市ごと移動している意味というのを考えさせられました。都市ごと移動していたら、中にいる人間は外の人間に移動を任せっぱなしになっちゃって、楽したままじゃないのか? 自分がどこへ向かっているのかにさえ気づかないんじゃないだろうか? それでエクソダスと言えるのか? と、思っちゃったんだけど、どうだろう?

ついでに「なんで、ヤーパンの天井って言うんだろうなあ?」と「なんで天井なの?」と思っていたら、ダンナが「都市ユニットの上の部分に森が広がっているんだよ」と解説してくれた。

・・・え? そうだったの? それは気づかなかった。もしかして、気づいていなかったのは、私だけなんだろうか? うう〜。