星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「スクラップド・プリンセス」第1話

第1話「捨て猫王女の前奏曲

基本的に・・。私はキャラ萌えしかないような作品は嫌いだ。しかも、肝心のそのキャラが全然かわいくない。なんなんだ、主人公のあのわがまま女は〜? サイテーじゃないか。

自分のために兄や姉が戦ってくれているというのなら、せめて「ごめんね。私のせいで・・いつも迷惑をかけて・・」ともう少し殊勝な態度を取れば、まだかわいいと思うものを、このヒロインときたらわがままいっぱい言い放題。普通、もう少し申し訳ないと思うものだと思うんだけどな?

続きを見る気はないけど、第2話でいきなりこの主人公と兄姉が生き別れにでもなるんだったら、少しは支持してもいいと思うけど、無理だろうなあ。

それとも、百歩譲って、第1話で主人公のサイテーぶりを見せつけておいて、少しずつ成長していくパターンなんだろうか? それにしても、やりすぎだと思います。
このキャラに感情移入する余地がないから、同情を誘うようなセリフも白々しくしか聞こえなかった。

世界を破滅に導くヒロインという設定からは「聖戦記エルナサーガ」を連想させられますが、「もどき」にしかなっていないというか、足元にも及ばない。あの主人公にエルナぐらいの健気さが少しでもあればいいのに・・。

絵はきれいでした。あと、EDは上野洋子さんでしたね♪