星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「学園戦記ムリョウ」第12話

第12話「強がりな、友情」

セーラー服姿の美少女能力者なんて、ますます、少年ドラマシリーズになっちゃって。おばあさますてきです!
こういうキャラはやっぱ、「小夜子」という名前でなきゃいかんだろう!(←をい) そういえば、おばあさまの名前なんだっけ? と、思ったら、「百恵」なのね。(^^);

なんでモモエなんだよ! と、つっこみかけて気づいた。
ああ、70年代のアイドルは、やっぱ「百恵」か〜。

まあ、キャラ名を数字にするという意味もあるだろうけど、多分、2重にひっかけてあるのね。そういうこだわりが面白い。

それにしても、ムリョウくんは、歳をとらないのか?
普通に考えれば、あの人は彼のお祖父さんだと推測するところだけど、あえて直接的な返答を避けているよね。常人じゃない能力者なのは間違いないから、彼が100年前から同じ姿でも、今更驚きませんよ。
あるいは、「学生服」にこだわるのにも、その辺になにか理由があったりして? そういう伏線だったりすると、面白いんだけど?

あのお姉さん共々、「うん。実は僕たち、銀河連邦から派遣された地球監察官なんだ。地球に来て、もう500年になるかな〜」とか、にっこり笑顔で言われても、全然違和感がないと思うんだけど、この世界。(^^);
むしろ、そうであった方が、納得がいくかもしれない。

某掲示板の方で、ムリョウくんは宇宙まで来ておきながら、励ますだけなのね。という書き込みがあったんだけど、いやあ、あれは励ますだけだからいいんだよ〜。と、つっこみたくなった。(書かなかったけど・・)

と言うか、常人じゃない能力を持ったムリョウくんにそこまでなんでもやってもらったら、ご都合主義の物語になっちゃうよ。多分、ムリョウくんにはそこまで問題に干渉出来ない理由があるんだろうね。戦えないわけじゃなくて。

でもって、何度も言うようだけど、女の子は甘やかしちゃいけません。危機に際して、男の子がすぐ手を貸しちゃうのは物語の性質上、良くないと思うな。
自分の役割は自分で果たすべきです。
「みんな見ている!」「僕も見ている!」「君はなんのためにそこにいる!」
そう言って、「励ましてくれる存在」であるだけでいいと思うんだよ。

そこにいてくれるだけで、勇気をくれるような人が誰にとっても一番ありがたい存在だと思うんだ。それは男でも女でも。そうじゃないかな?