思いつくまま・・・。
「火の鳥」を全１３話なんてそもそも無茶な企画なんだから、いっそ全部オリジナルストーリーにしてしまえばよかったんじゃないか？ という意見に賛成。中途半端に原作通りにやろうとするから失敗するんだと思う。
そういう意味で、「復活編」のオリジナル展開にはある意味賛成なんだけど、なにしろ、お話が後半できちんとまとまらなかったように見えたので、とてもじゃないけど評価できない。単純にＳＦ前後編の物語として見ても、前半で引っ張った割に後半のまとめ方があまりに強引で説得力がないし、説明ばかりでつまらないよ。
オリジナルをやろうとした冒険は買うだけに、非常に惜しい。前後編で、ストーリーをもう少しうまくまとめてくれたら、もうちょっと評価してもよかったんだけど。（＞＜）
極端な話、ロビタを出さずに、レオナのまま未来編につなげて猿田博士の助手としてマサトの役をやらせりゃよかったんじゃないか？ と私は思うんだけどなあ。火の鳥の罰を受けて、死ねない体になってしまったレオナが人類の滅亡後、そのまま神様になっちゃうと言うのもそれはそれでアイディアだと思ったんだけど・・。（＾＾）；
それで未来編で一周して黎明編に戻れば、この物語自体が一つの輪としてつながるし、ついでに火の鳥がわざわざタケルを助けた理由もそのあたりのいきさつとうまくつなげて解明してくれればありがたい。（＾＾）；
暴走ついでに太陽編。過去の世界で恋人同士だった二人が亡くなった後、未来に転生すればＯＫ♪ 「未来永劫生まれ変わり、あなたは苦しみ続けるのです・・」とか火の鳥に言わせるだけでつながるじゃん。ハリマの運命とレオナを無理矢理つなげてしまうのだ。
そうすれば、「時を超えて結ばれる恋人たち・・」みたいな流れでまとまって、きれいだと思うんだけど。
まあ、それは遊びすぎだとしても、要するに、原作のエッセンスだけを抽出して、完全にオリジナル展開にして、それなりにきちんと物語がまとまっていれば、中途半端に「原作通りです！」なんてうそぶくよりも絶対にいいと思うんだけど・・・。そう思うのは私だけでしょうか・・？（＾＾）；
