第2話「貞光」
お話の方は、いかにも昔風のアニメという感じ。展開としてはいかにもオーソドックス。
以下、おおまかなあらすじ抜き書き。(未見の人は注意)
勾玉を取り戻す旅に出た少女たちの一行が、立ち寄った先の村で知り合った男。全てに投げやりになっているような男は、かつての土蜘蛛征伐隊の唯一の生き残りだった。
やりとりの末、少女の覚悟のほどに興味を持った男は、パーティーに加わることを決意。新たな仲間を加えて、旅は続く・・・。
内容だけみれば、夕方5,6時台の少年少女向きアニメだけど、そういう風に見えないのは、やっぱりあの能面のような表情のキャラクターのせいだと思う。貞光にしろ、綱にしろ、役割から言えば、もっと女性受けするキャラになりそうなものなのに、全然そうなっていない。笑った顔もどこか不気味に見えて、感情移入する前に気持ち悪いと思ってしまう。
どうも、絵と物語がかみ合っていないような気がするんだよね。個人的にはキャラデザさえもっと工夫すれば、素直に歴史冒険ファンタジーとして楽しめるような気がするんだけど、どうやら、この企画は田島さんの絵を動かすこと・・の方がメインみたいなんで、かみ合わないのが残念な限り。
あるいはこれも慣れの問題で、見慣れてしまえば平気になるのかもしれない。続きを待ちます・・・。