6〜8話まで一気に見ました。大感動〜!!
あるいは、名作の誕生の瞬間に立ち会っているんじゃないのか? という気分になってきた。
前に書いた感想がいかに的はずれだったのか、情けなくなってくるけど、どうも毎週1話ずつ追いかけているのでは、物語をきちんと追い切れなくて、肝心のテーマにどうでもいいような、たまたま目についたエピソードにばかり焦点を絞っていたような気がする。
違うんだな。最初の列車転覆事故から最後の軍艦島まで、スリルサスペンスの動きとスペンサー大佐、村雨健次、それぞれの思惑がどう交差していっているのか、それに正太郎君が絡みつつ、何度も何度も「使うもの次第ではないのか?」という問いかけを繰り返している、その意味をちゃんと考えていけば、「鉄人は僕だ」と言った正太郎君の言葉にちゃんと頷けるようになっているんだと思う。
自分を「兵器」であると自覚すること。「鉄人は僕」なのだ。そして、兵器にもなりうる自分自身をどう使うかは、それこそ一人一人の心の持ちようなのだ。
それを原稿に書かなきゃいけない。今からやります・・・。