星の原休憩所

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「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第29話

第29話「FATES」

総集編だったけど、なんだかいろんな新事実が出てきましたね。禅問答のような独り言が続いたので、読み解くのがちょっと大変そうだけど、個人的にはこういうわけわからんセリフ回しが大好きなのも事実。無茶な深読みこそ、物語を楽しむ醍醐味ですよ。(^^)♪

とりあえず・・・。
○議長とクルーゼは知り合いで、チェスをしながら議論を交わす程度には仲がよかった。
○タリア艦長と議長は元恋人同士だったけど、子供が出来ないために別れた。

現時点でタリア艦長は夫や子供の傍にいないで戦場にいるんだから、普通に考えて戦争で死んでしまったんだろうなあ・・・と推察できる。嫌いあって別れたわけではないんだから、再会したときにある程度よりを戻したのは当然といえるだろう。

「プラントのルール」ってなんだろう? と思ったんだけど、どうやらプラントでは子供が生まれないために「婚姻統制」をやっているらしい。このあたりはネットで調べた情報だから、眉唾かも知れないが、「子供が生まれやすいカップリングの相手と結婚するように」という「ルール」があるんだそうだ。

少なくとも議長とタリアのやりとりを見るに、コーディネーターというのは、好きな相手と結婚することが困難で、定められた婚約者とのカップリングの方が優先されることはわかるんじゃないかな?

そこから考えるに、冒頭に語られている「ラクス・クラインアスラン・ザラの結婚」という要素は、政治的な結びつきだけでなく、子供を作れるかどうか? という思いの外、深い意味が隠されていたのではないだろうか? と思ったんだけど、ここまで行くと考え過ぎだろうか? だけど、ラクスは婚約者のアスランよりもキラを選んでしまった。これが予定外の出来事。

正しい形に戻すには「ラクスの代わりに、(同じ遺伝子を持つ?)ミーアをアスランに差し出すこと」という形で一応、つながります。彼女は必要以上に彼に迫っていたし?

おそらく、すべての伏線にはちゃんと意味があるんだけど、ネタバレになるので抽象的な表現で断片的にしか描けないんだろうと思う。あるいは、あえて明確な答を提示せず、自分で考えてみろと視聴者に訴えかけているか・・・。

キラとラクスが離れたのはチャンスだ・・・ということらしい。ラクスの心理を読み解くことが出来れば、それが課題だ。彼女が一番謎の存在だから。アンチの連中なら、スタッフは何も考えていないだけだ・・・という言い方になるんでしょうけどね。