第３８話「雲の中の死 その3 ホーバリ夫人への脅迫」
「ガスマスクをしたまま、吹き矢を？」
妙に鋭いメイベルのつっこみが面白かった。青野武の探偵作家さんは確かに面白い人ですね。（最近、青野さんの声をよく聞くなあ）
ポワロさんが、妙に気を回してジェーンさんと歯科医を遠ざけて、考古学者の息子を勧めると言うことは、やっぱ歯科医は要注意人物かな？ 結婚詐欺師とか？ もうすでに妻子を持っているとか？ それで妻が遺産相続人？？
それとも、一度も出てこない内科医の方が犯人なのかな？ そこらへんは、全然わからない。
ポワロさんのお言葉「罪のない人を見分けることが大事」
マープルおばさまのお言葉「人間を見る目を養うことが必要ですよ」
たぶん、これがこの作品のテーマなんだろう。推理小説というのは、やはりそういう風に読むものなんだろうなあ。久しぶりに宮部みゆきでも読んでみるか？ アガサ・クリスティーに手を出す気にはあんまりならないけど、大体、作品が多すぎるのでどれから読んでいいのか見当もつかないし？ これだけは読んでおけというオススメがあったら、聞いてみたいものだと思う。
さて、いよいよ次回は最終回か。楽しみです。
