コミック67.「xxxHOLiC〜ホリック〜」第6巻 CLAMP 講談社コミックス
これは面白かった。やはり、百鬼夜行とかしりとりで結界を作るとか、どことなく民俗学の要素が漂っているのが好きだなあ。
「夜、爪を切ると、親の死に目に会えないのは何故?」に示された答とか、後から迫ってくる異形のものの雰囲気がすごく怖いです。
今回は、四月一日くんの優しさがにじみ出ている回だったのでよかったです。こういう子は好き。でもって、彼を守ろうとする百目鬼くんもかっこいいです。
この作品に出てくる妖艶な雰囲気が何かに似ていると思っていたんだけど、わりと近いのは、高橋葉介の世界かもしれません。「夢幻紳士怪奇編」の持っていた妖しさに近いのかな? となんとなく思いつきました。小説ならやっぱり京極夏彦なんでしょうけど・・・。
「xxxHOLiC〜ホリック〜」のファンなら、意外と「夢幻紳士」にはまるのかも知れないなあ・・・と思いました。その逆もしかりだけどね。
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