星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ガイキング」第6話

第6話「どうする!?出撃不能」

ダイヤくんは本当にいい子だなあ。ちょっと出来すぎだよ、とちらっと思ってしまった。(^^);

「人の三倍食べたければ、人の三倍働け」というキャプテンのセリフは正しい。ダイヤの母親も同じセリフを繰り返したと言うが、つまり、こういう基本的なことは、本来ならば家庭で、親が子どもにきちんと教えなければならないことなんだと思う。

飽食の時代で食料がちまたにあふれているから、つい忘れがちになるのだけれど、人がものを食べれば、その分の備蓄が減るわけだから、その消えた分だけ働いて社会に還元すべきだというのは当然だ。そういう風に物事を考えれば、自分も社会の一部なんだと実感することが出来るはずだから。

しかし、それにしてもダイヤくんは働き者。ハードスケジュールでもきちんとこなし、その上、決してへこたれない前向きさ。仕事の能率の悪い部分を見直せばいいと前向きな進言までして、積極的に仕事をこなしていく。あまりに立派すぎて、逆に自分の身が恥ずかしくなるくらいだ。出来すぎだと思うっていうのは、そういう意味。

物語の展開として上手いなあ・・・と思ったのは、その彼の提案、「艦内の抜け道、裏道をマスターする」という部分がラストでちゃんと伏線として生かされた点。なるほど、こういう風につなげてくるのか、と、感心した。あるいは、艦内の裏道に誰よりも詳しいというダイヤの能力は、その後の展開にも生かされるのかも知れない・・・と思ったが、それは考え過ぎかな?

とにかく、順調に面白い。続きも楽しみです。