星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「無人惑星サヴァイヴ」第49、50話

第49話「このままだとこの星が・・・」
第50話「この星が好きだから」

重力嵐がこの星に向かってきている。あと、3日でこの星にぶつかる!! という危機的状況が、いきなり明らかにされましたが、なんでまた、コンピューターの身で、そんな深刻な危機に気づかないんだろう? 意外と抜けているのか?>サヴァイヴ

重力嵐というのがどういうものか、いまいちよくわからないんですけど、そういう宇宙規模で迫ってくる危機というのは、なんだか恐ろしい。小学生の時、白色彗星とか遊星ラーメタルが怖かったのと近いものを感じるんですが、そんな深刻な事態をあっさりと解決できてしまう「重力制御装置」って、なんかすごいな。なんでもOKなんですか? ここのところ、アイテムに頼るご都合主義が連続しているけど、彼らのメンバーの中にシンゴがいて、つくづくよかったと思う。天才少年が、なんでも解決策を考えてくれるみたいで・・・。

まあ、そういう形でつっこむことはいくらでも可能だけど、ジュブナイルSFとしての楽しさは、十分に出ていたような気がする。

マグマのただ中でエレベーターが故障したり、シャアラとハワードが崖下に落ちたり、見せ場も満載で面白かったです。

この星に生きるすべての命のために、コロニーに帰れるはずのチャンスをいったん諦めた少年たち・・・という部分が、なかなか感動的でした。

残りあと2話だけど、最終回も楽しみにしたいと思います。