「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションVOL.1 砕かれた世界(後編)」
ユニウスセブン落下の際に、犯人たちが言った言葉を気にして、傷ついていたアスラン。そんな彼に対して、「彼らはパトリック・ザラの言葉を利用しているだけだよ」「ザラ議長はザラ議長。彼らは彼ら。そして、君は君だ」と言葉を返してくれるデュランダル議長。
つくづく、いいセリフだなあ・・・と思った。彼は、アスランがそのとき一番言って欲しい言葉を返してくれたんだなあ・・・と思う。アスランがほだされてしまうのも、無理はない。
一方で、そんな話の途中に出てくるミーア・キャンベルの映像。「私も議長のお役に立ちたいと思っているんです♪」つくづく、ミーアってかわいい。
ラストまで物語を見た上での総集編というのも、悪くないなあ・・・と思います。初見の時にはわからなかった物語の伏線が読み解ける気がするので。
既視感のあるモビルアーマーと戦うシーンは、やっぱり笑えます。既成のガンダムメカが、微妙に手直しされて、敵になって登場してくるあたり、確信犯的で面白い。やっぱ、楽しませてくれるなあ。こういうシーンは、笑ったものが勝ちだと思います。
やっぱ、この作品はいいなあ、と改めて思いました。続きも楽しみです。