第4話「光誘う樹木の宮」
手塚治虫の漫画「雨降り小僧」を思い出したんですけど・・・。
わっくんって、現代風の少年の姿こそしているけど、雰囲気的にはなんだか妖怪小僧・・・というイメージがあるもので・・・。ちょっと方言の入った独特のしゃべりをするせいかな・・・。現代の民話をイメージしたという感じに見えますね。
小さな円盤が出てくるあたりはSFっぽいけど、そうでなきゃ、このネタは民俗学の領域だと思うな。異界の住人が少年の前にだけ姿を見せた・・・という感じでさ。
あいかわらず、淡々とした雰囲気で話が進むし、なんかちょっとこわい感じもある。都会の少年から見たら、田舎というのはこういうちょっと異質な不気味な世界に見えるものなんでしょうか?
少年少女の言葉遣いだけが、ちょっと口調が乱暴っぽいので、現代風の子供なのかな〜という印象が残りますね。