星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「マクロスゼロ」第4話

第4話「密林」

「私が掟を破ったせいで、村に災いを呼んでしまった」と苦しんでいるお姉ちゃんのトラウマと、それを癒そうとする主人公の言葉がなかなか気持ちよかった。ずいぶんと潔癖なお姉ちゃんだと思っていたが、それは彼女が抱えているトラウマ故だったと明らかになるので・・・。

本当に彼女のせいだったかどうかはともかく、実際に、どんどん村に人が入ってきて、文明に汚染されていく。その止められない流れと、人が空を飛ぼうとするから・・という憧れとをリンクさせたところがよかったな。

本当にこの監督は、恋愛ものにこだわるみたいで、サラとシン、フォッカーとアリエスの二つのカップルの恋物語が、同時進行で動いていくのが、なかなか見ていて、楽しかったです。どっちもなかなかドラマチックだし。

歌に力があるという部分を、「マクロス7」では「歌エネルギー」と言っていたが、確かにこの設定なら、ノーム一族の血の中には、歌をエネルギーに変える能力が潜んでいるのかもしれない。そういう部分にかなり説得力は出てきたかな。

この流れが、「マクロス7」に行き、最終的に「マクロスF」になっているんだと思えば、一応、お話としてはつながるかもしれない。そういう意味で、見ておいてよかったかな〜と言う感じがします。シェリルは、ノームの名を持つから、サラやマオと同じ一族らしいので・・・。

いよいよ次回が最終回なので、楽しみです。