第1話「クロガネと少年」
原作は未読。
監督が日高政光と聞いた時点で、期待しちゃいけないんじゃないかと思っていたんだけれど、夫が見ると言い出したので、とりあえずつきあってみた。
なんというか、まさに「ガルキーバ」の再来という感じ。「ガルキーバ」もいい加減、「なんじゃこりゃアニメ」だったんだけれど、こっちもなんだかとんでもない展開をしている。もはや笑うしかないじゃないか。
特に、塀が崩れてきて、友達がそれを支えて、「お前は早く行け」などと言っている姿は、もはやギャグにしか見えず、まじめにやっているのかなんなのか、やっていることがどこか変・・・というのが、日高テイストという感じ。「ガルキーバ」の時には話題にもならずに終わったが、今の時代なら、みんなでよってたかって笑いものにするいいネタアニメになるのかも知れない。
ただしまあ、力を手に入れて増長している馬鹿主人公というのを、嫌がらせのように皮肉たっぷりに見せたからには、ある意味、「コードギアス」でやっていたことをひっくり返したかったんだろうか? と言う気もする。わざわざ「あなた、最低です」の言葉をキャラクターに言わせたんだから。(←この辺は、考え過ぎかも知れないが・・・)
これで今後どう物語が展開するのかには、ある意味、非常に興味もあるけど、正直、私はつきあっていられない。視聴はここまでにしたいと思います。