星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「こばと。」第3話

第3話「・・・雨の贈り物。」

・・・まあ、なんというか、これって結果オーライだっただけじゃないの? と言う気がちょっとするんだけれど・・・。

こばとの一生懸命さが、なんかちょっと余計なお世話の域に入りかけて、少しだけ引いた。「むつみさんとも相合い傘をしてください」というのは、こばとがちょっと足りない子だったとしても、やっぱ、言っちゃいけないことのような気がして、どうもタブーに引っかかる。

まあ、うまくいったんだから、それでよかったのかも知れないし、そのぐらい思い切ってぶつかっていけというのが、物語の主張なら、それはそれで否定はしないんだけどね。行き過ぎると、嫌みになるしなあ。一応、これでぎりぎりのラインか。

傷ついた人をいやしていくのはいいけど、あんまりそれがパターンになりすぎると鼻につくから、きわどいところだと思っていたが、少しずつ登場人物も増えてきたし、物語にはまだ謎が隠されていそうだから、その辺に期待して、続きを待ちます。次回も楽しみです。