星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「スクライド」第10話

第10話「スーパーピンチ」

谷口監督は、いきなり巨大ロボットを出すのが好きなんだなあ、と思った。確か、「ガン×ソード」でも同じような感じで、いきなりロボットが出てきたしね。今時は、そう言う皮肉な形でしか、巨大ロボットは生き残れないんだろうか?

この場合は、アルター能力の一つとして出てきたわけで、子供の頃に大事にしていたおもちゃが、彼の防御として働くという形だけれど、多少疑問が残ったのは、どうやって倒すんだろう? と思っていたところ、カズマが力押しで勝利しちゃったからなんだよね。

「助けられて、そんなに嬉しいか!」と叫ぶセリフには、打たれるものがあったし、カズマは自分の拳で戦ったから、それがテーマなんだろうけど、ピンチになればなるほど、ロボットが強くなると言うのなら、本当は力押しでは、勝てないんじゃないか? と言う気もするからなんだよね。強くぶつかればぶつかるほど、相手も強くなる理屈じゃないか? 上手く言えないけど・・・。

だったらこの場合、助けられてばかりじゃ嫌だ・・・と、相手の方が思わないとだめなんじゃないかという気がしたんだけれど、どうにもカズマって、いつも無理矢理、自分の力だけで相手をねじ伏せて勝っているような気がして・・・。

本当にそれでいいんだろうか? と言う部分に疑問が残るところだし、その辺を物語がどう片付けるのか、興味があります。

これもたまっている宿題だから、大急ぎで見ていこうと思います。次回もすごく楽しみです。