コミック115.「諸葛孔明 時の地平線」第7巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
周瑜の最期までが描かれる。自分の命のあるうちに、蜀を取りたいと焦る周瑜と、周瑜がいなければ、孫権だけでは、天下統一は無理と、三国にわけることを主張する孔明と。そのあたりの葛藤が辛かった。
孫権の妹を劉備の妻にと話があって、孫権の妹と母親が初登場。どっちも魅力的なキャラでよかった。特にお姫様は、劉備について、荊州まで行っちゃったわけだかけれど、彼女がこの先どうなるのか、続きも楽しみです。
孔明の「俺は劉備さまでなければダメなんだ」という告白に、士元が「かわいそうな周瑜」と独白があるんだけれど、孔明は劉備に着くから、周瑜が望んでも手に入らない。だけど、士元の方こそ、周瑜のためならと思っていたわけで、その片思いがみんな一方通行になっているのが、切ないですね。かわいそうなのは、士元だし・・・。その辺も今後の伏線になっているだろうから、とっとと次の巻に行きますよ。なんだか「三国志」本家まで読みたくなってきた。どうしたものだろうか・・・。
- 作者: 諏訪緑
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/12/19
- メディア: コミック
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