星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「PLUTO」第8巻 浦沢直樹、手塚治虫

コミック193.「PLUTO」第8巻 浦沢直樹手塚治虫 小学館ビッグコミックス

どのあたりからしらけた気分になってきたかと言えば、やっぱり「お花畑」のあたりからかな・・・と思う。その上で、反陽子爆弾がどうこう言い出したあたりで、設定のリアリティがだんだん崩れてきたような感じがする。

リアルな絵で描いていても、所詮はまんがか〜と言う気分になったというか。

ロボットは憎しみをもてるのか? と言うテーマを描いていた間は、よかったと思うんだけれど、そこから先は、ちょっと荒唐無稽になりすぎて、感覚的について行けなくなったような感じ。

最初のうちは面白かったんだけどね。その分だけ、しらけた気分で読み終わったことが、かなり残念でした。気にはしていたので、通しで読めてよかったです。その点では、ちゃんと最後まで読めて、満足してます。

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

PLUTO 8 (ビッグコミックス)