コミック193.「PLUTO」第8巻 浦沢直樹、手塚治虫 小学館ビッグコミックス
どのあたりからしらけた気分になってきたかと言えば、やっぱり「お花畑」のあたりからかな・・・と思う。その上で、反陽子爆弾がどうこう言い出したあたりで、設定のリアリティがだんだん崩れてきたような感じがする。
リアルな絵で描いていても、所詮はまんがか〜と言う気分になったというか。
ロボットは憎しみをもてるのか? と言うテーマを描いていた間は、よかったと思うんだけれど、そこから先は、ちょっと荒唐無稽になりすぎて、感覚的について行けなくなったような感じ。
最初のうちは面白かったんだけどね。その分だけ、しらけた気分で読み終わったことが、かなり残念でした。気にはしていたので、通しで読めてよかったです。その点では、ちゃんと最後まで読めて、満足してます。
- 作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/30
- メディア: コミック
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