星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「輪るピングドラム」第18話

第18話「だから私のためにいてほしい」

なんというか、見事なまでに少女漫画なんだなあ。と思った。恋愛ドラマがいくつも重ねられて、「罪と罰」という重いテーマも入ってきて、「母子の傷」という家族関係テーマまで入れてある。70年代少女漫画に対するオマージュのような、そんな印象を受けました。前の島本須美の女神様の時も思ったけど、久川綾の母親も、なにげに女性声優の使い方が上手いなあ。と感心しました。

陽鞠と桃果を、「天使」として描いているのも、なんか印象に残る感じ。

陽鞠を救うために、必死になっている冠葉の健気な部分に感動します。

あと、透明な子供たちになるための巨大なシュレッダーがちょっと怖かったことを、書いておこう。