星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「氷菓」第11話

第11話「愚者のエンドロール

ああ、これは見事な落ちの付け方だなあ。と、感心した。やっぱ、最強は、地球の反対側にいる人ですか? 踊らされている弟がかわいそうじゃないですか。

とはいえ、奉太郎は、本郷さんが本来考えていたトリックやストーリーまで、きちんと見抜いていたんだなあ。と、感心した。ザイルだけで、そこまでわかるものですか? やっぱ、十二分に探偵の素質があるよ、すごいよ。

入須先輩との会話は、ほとんどC.C.を相手にしているようにしか聞こえませんでしたが、さっき、「氷菓」を見る前に、「ギアス」のドラマCDをちょっと聞いたせいかもしれない。

えるのラストのセリフは、この作品が「死者が出ないミステリー」である理由を示したようにも見える。たぶん、作者自身がそう思っているんじゃないのかな? 人が死なないミステリーがあってもいいんじゃないかってことで。

それにしても、ホームズの時代には叙述トリックが存在しなかったとは、初めて知った。ミステリーにも歴史があるんだねえ。それはちょっと豆知識かも知れない。

順調に面白い。これでひとつのエピソードが終わったみたいだから、次回からはまた新展開かな? 楽しみにしてます。次回を待ちます。